現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年12月10日23時21分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

安倍氏、今度は「新しい国」 月刊誌に「政権構想」寄稿

 「美しい国へ」から「新しい国へ」――。自民党の安倍晋三総裁が10日発売の文芸春秋に寄稿した。経済政策で「デフレ退治」の方策を示し、外交・安全保障政策では民主党政権を「外交敗北」と批判。街頭演説での訴えと重なる内容で、「政権構想」を示した。

 6年前の首相就任直前に新書「美しい国へ」を発行したが、今回の題名は「新しい国へ」。首相への再挑戦を前に、改めて自身の理念や政策を説明した。

 「喫緊の課題が経済対策であることは誰の目にも明らか」とし、「政権をとった際には、政府と日本銀行が政策協定を結び、明確なインフレターゲットを設定する」と明記。党で成長戦略を議論してきた日本経済再生本部について「総理大臣が本部長を務める形で、官邸にこれを設置する」と約束した。

 また、「長期的には東京一極集中を解消して道州制を導入すべきだ」と提唱。尖閣諸島をめぐる問題では、海上保安庁や防衛省の予算を増額することも書き込んだ。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

なぜこんなことになったのか? 気鋭の研究者と現役の官僚が、民主党政権の「政治主導」を検証し、将来の再度の政権交代に備えて「教訓」を導き出す。

伊藤博文から小泉純一郎まで、56人の首相たちは何を考え、どのように日本を動かし、いかにリーダーシップを発揮したのか。気鋭の政治学者による評伝。

日本を代表する政治学者と政策決定メカニズムを熟知した記者がタッグを組み、多角的に解説する生きたテキスト

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

「放射能漏れ」という記述に対し文部省が出版社に自主訂正を求めた事件。背景にあるものは。

米軍が駐留するかぎり、被害者は泣き続けるしかないのか。犯罪の背景と日米の課題を探る。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
  • 過去の朝刊
  • 過去のYou刊

19日|20日|21日|22日|23日|24日|25日|26日

19日|20日|21日|22日|23日|24日|25日|26日

アンケート・特典情報

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター