中国を舞台にした架空の投資話で、950万円をだまし取ったとして、カレーチェーンの元社長らが逮捕されました。余罪は2億円を超えるとみられています。
「バルチックカレー」の元経営者・吉野幸則容疑者(48)ら2人は2008年、サウジアラビアから中国へ重油を輸入するという架空の投資話で、都内の女性ら11人から950万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、高配当をうたい、全国の約300人から2億3500万円を集めていたとみられています。警視庁の調べに対し、吉野容疑者は「集めた金は会社の借金返済に使ったが、だまし取ったわけではない」などと話し、容疑を否認しています。