全日本プロレス26日大田区総合体育館で3冠ヘビー級王者・船木誠勝(43)に挑戦する曙(43)が、ベルト奪取にかける思いを激白した。実に7年半もかけて同王座初挑戦にこぎつけた曙をさらに奮い立たせたのは、元横綱大鵬の納谷幸喜氏(享年72)逝去の悲報であった。曙は現役時代に大目標とした納谷氏に「プロレス界の綱」奪取の報告を目指す。
2005年8月のプロレスデビューから7年半にしてたどり着いた初挑戦のチャンス。曙は「とにかくやるだけ。持ってるものを全て出したい」と悲願の3冠奪取に並々ならぬ闘志を燃やす。
納谷氏の訃報には胸を痛めた。曙は「現役時代は知らないけど特別な存在でひとつの目標でした。(総見で)稽古場に入ってくるとオーラはすごかったですから。優勝していっても、目標がある限り現役でいられたというか」と、故人をしのんだ。
曙自身は「別問題ですよ。チャレンジャーだから余裕はないんだよ」と話したが、より負けられない思いが強まっているのは想像に難くない。30、31日に営まれる納谷氏の通夜と告別式には曙も参列を予定している。かねて3冠王者を「プロレス界の横綱」と例えている曙は「(ベルト奪取を)報告できれば一番いいし、そうしたいですけど、甘くないことも知っているしね」と慎重に言葉を選びながら、大田区決戦での“綱取り”を昭和の大横綱にささげる決意を表明した。
また曙は今シリーズから昨年7月に引退した力皇猛の必殺技・無双を使用している。「ケガしてプロレスできなくなって…。でもやっぱりその技でノアでベルト取ってるし。その思いですよね」と、角界時代の盟友の魂も背負って戦う意思も明かした。「相撲がなかったら曙はいないし。相撲が全ての始まり」という曙にとって、大田区決戦は己の人生の全てをかけた大一番となりそうだ。
22日の千葉大会ではタッグ戦で船木と激突。勝利こそ逃したが王者の打撃に完璧な対応を見せ、順調な調整をアピールした。
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