Arduino 互換基板 Universalnoの組み立て方です。
その1からの続きです。
もう半分以上完成しています! もう少しで完成です!
書き込み用のシリアル入出力ピンヘッダを取り付けます |
Arduinoのスケッチを書き込むためのシリアル用ピンヘッダを取り付けます。このシリアル入出力はArduino ProやLily Pad などと互換になっているため、FTDIのUSB シリアルなどがそのまま使用できます。
ピンヘッダは1列4ピンのものを必要な分だけ折って使います。シリアル入出力の部分には6ピン分使用します。指やニッパーで折ってください。
余ったピンを後述のシールド用のソケットの部分に使えば、この板自身をシールドにすることもできます。
次に、シールドを重ね合わせるためのピンソケットを取り付けます。 |
ピンソケットもピンヘッダと同じように必要な分だけ折って使用します。このピンソケットはArduinoの一番便利な特徴である、シールドを載せるために使用します。シールドが不要な場合はこれを省略して使用することもできます。
Universalnoではピンソケットは10ピンが1つ、8ピンが2つ、6ピンが1つ必要です。これはArduino Uno R3 をベースに考えられているためで、R2ではピン数が違います。ソケット側のピン数は多くて困ることはないので、R3に合わせて作ります。
ピンソケットを綺麗に折るにはいくつかの手順があります。
ピンソケットは穴の位置で折ります。そのため、必要なピンの数を数えたら、その隣りのピンを抜いてその穴の位置にニッパーを入れて折ります。
1.折る箇所のピンをニッパーで抜き取ります。ピンを挟んでまっすぐ引っ張ると簡単に抜くことができます。
2.ピンを取り外した穴に向かってニッパーを入れます。半分くらいまでを挟んで力を掛けてやるだけで亀裂が入ります。亀裂が入ったらそのまま手で真っ二つにできます。
3.切り離したら断面をニッパーなどでバリを取って、ヤスリなどをかけます。バリ取りに夢中になると 必要だったピンまで削っちゃったりするので気をつけて。
4.基板に取り付ける際は自分で切り取った方の断面を外側にして、内側に綺麗な断面が揃うようにすると見栄えが良いような気がします。
最後にDCコネクタを取り付けます。 |
最後にDCコネクタを取り付けます。DCにはレギュレータを安定して駆動させられるように6~18Vの電圧を入れてやると良いです。
この部分はサーマルパッドにしてありますが、ベタグランドが近いためなかなか温まりにくいことがあります。十分に余熱をしてやると良いです。
これでUniversalnoは完成です!
早速Lチカ等で動作確認してみてください!
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