カノープスの撮影に成功
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撮影日:2006-12-05 撮影地:香川県まんのう町
讃岐山脈(香川−徳島県境)で2番目の標高を誇る「大川山1043m」の山頂、キャンプ場にて
撮影してきました。この夜も限りなく透き通った快晴で、月齢は14。前日の寒波で遠く四国山
地は雪景色です。「月明かりの雪山とカノープス」という何ともラッキーな、もの凄い写真が撮れ
てしまいました。
「カノープス」それは、りゅうこつ座の一等星、全天で二番目に明るい星で、-0.7等と,本来であ
ればシリウスと競い合うほどの明るさがあります。でも、日本からは地平線ぎりぎりの高さにし
か見えないので、大気の影響で暗く,赤っぽくしか見えません。(香川県での南中高度は約3度)
中国では,この星を「南極老人星」と呼び、見ることができれば長生きができるめでたい星とさ
れていました。
カノープス撮影の定番ショット「おおくま座+カノープス」
おおくま座の右下、山の稜線のちょっと上にカノープスが見える。
カノープスの右にある光の帯は徳島県の井川スキー場の明かり。
ISO400 F3.2 SS4秒
夕方のように写っているが、実は深夜1:30頃。
月明かりで剣山系の山々は雪景色も見える。
ISO2500 F2.8 SS2.5秒
カノープスをズームアップ ISO2500 F3.2 SS3.3秒
山の下の街明かりは、徳島県みよし市(旧三加茂町)
更にカノープスをズームアップ
昼間の写真のようだ。ISO2500 F3.6 SS4秒
ISO感度を下げていく ISO800 F3.6 SS3.2秒
ISO400 F3.3 SS6秒
ISO400 F3.3 SS6秒
ISO400 F3.3 SS6秒
おおくま座とりゅうこつ座
ISO400 F3.2 SS4秒
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