トップ |行政・社会 |事件・事故 |経済・農業 |まちの話題 | ||
希少イチゴ苗千株盗難 「返して」と農家 大和町 | ||
佐賀市内の農家で6日、苗作りを始めたイチゴの苗千株(20万円相当)が盗まれた。「清香(きよか)」という希少品種で、農家は「返してほしい」と訴えており、被害届を受けた佐賀署は、窃盗事件として調べている。 被害に遭ったのは、同市大和町池上の堤誠治さん(58)。堤さんは5日夕方まで、ビニールハウスの外の台に、栽培ポットに入れた苗があったのを確認しているが、6日早朝の収穫作業後、なくなっているのに気付いた。 堤さんによると、清香は九州でも少数しか栽培していない新しい品種。酸味、甘みとも強く、大玉は一粒60グラム以上まで成長し、500グラムで千円以上の値が付くという。 堤さんは2008年12月に福岡県の農家から同種を譲り受け、昨年から本格的に栽培を開始。被害後、すぐ仲間に連絡を取り、500株は確保したが「栽培方法が分かるなど、ようやく軌道にのった矢先だった」と落胆している。 |
||
2010年04月07日更新 |
関連記事を取得中...