米著名投資家ソロス氏、通貨戦争は「最大の危険」

2013年 01月 25日 08:45 JST
 
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[ニューヨーク 24日 ロイター] 米著名投資家のジョージ・ソロス氏は、米国の金融緩和策を評価したうえで、通貨戦争が経済にとり最大の危険、との考えを示した。CNBCテレビとのインタビューで語った。

ソロス氏は米連邦準備理事会(FRB)による月額850億ドルの債券購入プログラムについて「バーナンキ議長が行っている措置は基本的には適切な政策だ」と評価した。

一方、緊縮財政を実施することで財政赤字に対処するドイツの方針は、金融緩和を目指す他国の方針と衝突すると指摘。「最大の危険は通貨戦争だ」との見方を示した。

そのうえで「他国はドイツと異なった方針を目指している。ドイツは緊縮財政を確信しているが、他国は金融緩和を確信している」と語った。

 
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1月24日、米著名投資家のジョージ・ソロス氏は、米国の金融緩和策を評価したうえで、通貨戦争が経済にとり最大の危険、との考えを示した。ダボスで23日撮影(2013年 ロイター/Pascal Lauener)
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