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越冬マナヅル優雅に羽休め 玉名市の横島干拓  2013年01月26日

越冬マナヅル優雅に羽休め 玉名市の横島干拓 の写真、図解
横島干拓で優雅な姿を見せるマナヅル=25日午前、玉名市(谷川剛)
 県内のツルの飛来地として知られる玉名市の横島干拓で、越冬中のマナヅルの数がピークを迎えている。25日は横島漁港近くの農地で幼鳥を含む17羽が落ち穂をついばみ、羽を広げて戯れていた。

 日本野鳥の会県支部の満田實さん(62)=同市=によると、今冬は昨年11月16日に6羽が飛来。これまでに計46羽が訪れ、うち24羽が定着している。国内では鹿児島県出水市に次いで2番目に多いという。

 同干拓では1972年にナベヅル5羽の飛来が確認されてから毎年、ツル類が越冬している。満田さんは「給餌などの対応がある飛来地と違って、自然状態の越冬は全国的に貴重。臆病な鳥なので、車の中で観察してほしい」と話している。(梅野智博)



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