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2013/01/26

判決が出ました

読者の皆様、おはようございます。

残念ながらまだまだ続く事になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。

 

昨日午後、東京地裁で判決の言い渡しがありました。裁判長から、

「1、原告、反訴被告の請求を棄却する。」

「2、~~~~~~」「3.~~~~」(頭が真っ白になってよく聞こえなかった)

「4.ちょっと待ってください。いったん中断します。」

「そのままお待ちください。」

この後、他の裁判の弁論が数件入り、

「いったん退廷します。」

30分以上経ったでしょうか。こんなケースはよくあるのでしょうか。

再度、起立、礼の後、また最初から読みあげです。

「1~、2~、3~」

「4、この判決は第2項に限り、仮に執行することができる。」

 

私どもの全面敗訴の判決でした。茫然です。皆さんからお聞きしていた、これが裁判か。

明らかなる松井の失敗、明らかなる松井の重過失のこの事件、

裁判所の理解不足(特にオプションの商品特性について)のまま終わってしまったのは、

私どもの努力不足が原因と反省するしかありません。

最初から松井を勝たせることに決めておき、後から私どもの主張にどうケチをつけるか決める、

こういうやり方だった様に思えます。

今思えば、昨春以降そんな雰囲気も何回かうすうす感じました。

突然、弁論終結の宣言もあったし、その後の私の陳述書なども全然お読みにならなかったのでしょう。

具体例を挙げて松井の主張の間違いを明確に否定したつもりでしたが、

結果は何から何まで松井の裁判所を欺く逃げ切り戦略がそのまま通りました。

判例となってしまったので、他の裁判への影響が懸念されます。

本当に申し訳ありません。ただ、理解力のある裁判官なら内容の矛盾は容易に読み取れると思います。

 

この辺にしておきます。がっくりです。

 

すぐに控訴の手続きを取る予定です。opuopu

 

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コメント

実は、去年この裁判が始まる時から見ておりまして、
残念ながら私は客観的に考えて、松井のほうがオンライントレードの常識的に正しいと思っておりました。
結果は、やはりその通りになりました。

やりきれない気持ちはわかるのですが、世の中はルールで動いてますし、
この件は私も松井のシステムが不正なものだとは思っておりません。
つまり、情を入れる余地はあっても、それ以上はないというのが今回の判決なのだと思います。
おそらく、控訴をしても勝てる見込みはないと思います。
これを機に、再度オンライントレードやリスク管理を見直し、有意義に時間を使ってはどうでしょうか。

事件当事者であるあなたよりも、客観的に見た結果をそのままお伝えいたしております。

オプション取引ですので、それ相当にオプションを行使した者もいるわけですから、
それを考えれば今回の不測の事態であってもやむなしでしょう。
今までの自分の利益を否定したことがないのなら、なおさらです。
金融取引だけは常に公正、平等なものなのです。

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