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【プロ野球】栗山監督 来季も続投2013年1月25日 紙面から 日本ハムは24日、栗山英樹監督(51)と2014年まで契約を延長することで合意したと発表した。今季が2年契約の最終年だったが、1年延長となる。春季キャンプ前に来季続投が発表されるのは異例だ。栗山監督は千葉市内で行われた日本ハム本社の展示会後、取材に応じ「ありがたいけど、責任は重くなる」と決意を語った。オリックスへ移籍した糸井とは電話で会談したことを明かし、注目のドラフト1位ルーキー大谷の起用法の広がりを示唆した。 糸井はトレードで放出され、自らは続投。明暗を分ける状況に、栗山監督は言葉を選んだ。 「(糸井)嘉男とは電話で話したよ。俺は日本一の野手だと思っているので、こんなに悲しいことはないけどプロの世界ではありうる」。4年連続で打率3割をマーク、2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得。4年連続ゴールデン・グラブ賞に輝いた糸井の流失をあらためて嘆いた。 一方、自らの続投要請の質問には「俺の話はいいよ」と言いつつ心情を打ち明けた。「日本一になれなかった以上、昨季シーズン終了後に辞表を出すべきだと思って出したら突き返された。このタイミング(の契約延長)がいいのか悪いのか分からない。でも、そうしないと夏場過ぎたらマイナス面が起こるからね」。契約最終年は勝っても負けても続投か辞任かが焦点となり、周囲が騒がしくなるのは避けたいという球団に説得され続投が決まった。 キャンプでは糸井の穴を埋める仕事が待っている。ドラフト1位ルーキー大谷の起用法も注目の的。栗山監督は「嘉男がいなくなったことで枠が空いて、2軍じゃなくて1軍で使うようになることはある」と1軍の外野で起用する可能性も示唆した。左翼手は中田、中堅手が陽岱鋼だから、野手としては右翼手としてスタートを切ることになりそう。 一方でこの日、大谷が鎌ケ谷で31球を投げたことを聞くと「本当に腕振れるよ。見たら使いたくなる。俺は2軍とは言っていないよ」と投手としても評価。大器を1年多く自らの手で育てることのできる喜びを隠せなかった。 (後藤慎一) PR情報
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