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山元町社協、1700万円使途不明 経理担当職員流用か
宮城県山元町の町社会福祉協議会(鈴木敏勝会長)で少なくとも計約1700万円の使途不明金が発生していることが24日、関係者への取材で分かった。町社協は内部調査を進めており、25日の理事会などで詳細を報告する。 関係者によると、使途不明金は2010年度から11年度にかけて発生。町社協の調査に対し、経理担当の男性職員が一部を私的に流用したことを認めているという。 両年度の決算は東日本大震災による混乱で、経理書類が散逸するなどして収支が合わなかったため、宮城県が承認しなかった。町社協が再度書類を照合し、多額の不明金の存在が判明した。 町社協は震災後、全国からの災害ボランティアや支援物資の受け入れなどを担い、復興支援イベントなどの事業も行っている。
2013年01月25日金曜日
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