部分集合
部分集合って?
集合
と集合
があるとします。
もし、集合
の全ての元が集合
に含まれるとき、
を
の部分集合といい、



と表します。
また逆に、
を
の上位集合とも言います
上位集合は時々拡大集合とも呼ばれます。
部分集合の例
部分集合の例を挙げていきましょう。



















当然、







であることは分かりますよね?左側の集合の元である4が、右側にはふくまれません。
それでは、もっとスケールを大きくしてみていきましょう。












真部分集合
ところで、







というように、左右同じ集合でも、左側の集合の全ての元は当然右側の集合に含まれるため、部分集合となります。
どんな集合でも、自身の集合は必ず含むので、部分集合として自分自身の集合を持ちます。
よって、「自身の集合」ではない部分集合のことを真部分集合といいます。
が
の真部分集合であるとき、



と表します。
だから、






ですが、







ですね。
ちなみに
は、同じ集合も含めて部分集合ということを表しますが、文献によっては「同じ集合は含めない」というものもあるそうです。
もし同じ集合も含めて部分集合である、というものを強調したけらば
を使いましょう。
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