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2013年1月24日(木) 19:14 |
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岡山市で救急隊員シンポジウム
全国の救急隊員や医療関係者などが、最新の研究や医学知識について学ぶシンポジウムが、岡山市北区で始まりました。 24日、25日の2日間で、約5000人が参加する岡山県内で最大規模のシンポジウムです。
このシンポジウムは、救急業務体制の充実と発展などを目的に毎年開かれているもので、岡山では初めての開催です。 岡山シンフォニーホールと岡山コンベンションセンターの7つの会場で、24日と25日の2日間、救急業務などに関する講演や発表が行われます。 また、会場では、スマートフォンを活用した救急活動支援システムについてまとめたポスターなど、最新の研究や医学知識を紹介しています。 シンポジウムは25日までで、25日は岡山シンフォニーホールで、心停止の予防についての市民公開講座も開かれます。 一方、全国から多くの救急隊員らが訪れている今回のシンポジウムでは、会場周辺のホテルが満室になるなど、経済効果も期待されています。 また、この機会に岡山をPRしようと、様々な取り組みが行われています。 2日間で岡山を訪れる人は、5000人から6000人と予想されています。 全国的に見ても年に数回、あるかないかの規模のシンポジウムです。 参加者たちに手渡しているプログラムには、岡山のことを知ってもらおうと、観光ガイドや会場周辺の飲食店を紹介する冊子なども一緒に入れられています。 B-1グランプリでも知られた、津山ホルモンうどんや日生かきおこなどを味わってもらおうというコーナーです。 食を通じて、岡山をPRしようという狙いがあります。 大規模なシンポジウムでは、地元への経済効果も期待されます。 会場周辺のほとんどのホテルが25日は満室になっており、今後の誘致に期待する声も聞こえてきます。 シンポジウムの誘致に携わったおかやま観光コンベンション協会は、今後も積極的に誘致活動を行っていきたいと話します。 多くの人に岡山の魅力をPRできるのが、シンポジウム開催のメリットの一つです。 コンベンションシティーを目指す岡山市にとって、今後の誘致活動へのはずみとなりそうです。
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