太ももにシール「絶対領域広告」沖縄旅行PR

絶対領域広告のイメージ

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2013年1月24日 09時46分
(24時間9分前に更新)

 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、女性の太ももに広告となるシールを貼り付ける「絶対領域広告」を使って、県外学生に沖縄旅行を売り込む事業を2月下旬に実施する。首都圏を中心に、県外学生の沖縄への卒業旅行を喚起する狙いがあるが、旅行関係者からは「話題にはなると思うが沖縄旅行のイメージが上がるかどうかは疑問」との声も聞こえる。(榮門琴音)

 絶対領域広告は、ミニスカートやショートパンツなどをはいた18歳以上の若い女性の太ももに広告となるシールを直接貼り付けて視線を集める手法の新しい広告。シールを8時間以上貼り付け、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアで情報発信すると、広告料がもらえる仕組み。

 OCVBは沖縄振興一括交付金約2千万円を使った国内需要安定化事業「春期キャンペーンプロモーション」の一環で絶対領域広告を採用。2月下旬の1~2週間、早稲田大学広告研究会の学生と共同で誘客を図る。

 OCVBは、卒業旅行先として学生に沖縄を売り込むのに有効な手段として事業委託先から提案があったと説明している。一方、旅行関係者は「品がいいとは言えない。インパクトを求めるのは大切だと思うが、沖縄観光のイメージを損なうリスクが高いのではないか」との声も上がっている。

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