中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

薬師寺食堂は創建時300人規模 

2013年1月24日 18時43分

 薬師寺で発掘された創建時の食堂跡=24日、奈良市

写真

 薬師寺(奈良市)の発掘調査で、僧侶が食事や修行をした食堂の創建時の規模は約625平方メートルと広かったことが分かり、奈良文化財研究所が24日、発表した。規模は僧侶の人数に比例するとされ、僧坊に住んでいたと推測されている約300人が十分に入れる大きさだという。

 「薬師寺縁起」(1015年)によると、食堂の規模は東大寺、大安寺に次ぐ大きさとされていたが、その記録とほぼ一致。同研究所は「別格の広さだったことが裏付けられるとともに、古代寺院の食堂の構造を知る成果」としている。

 食堂跡を全面的に発掘。食堂は東西40・7メートル、南北15・4メートルの規模だった。

(共同)
 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ