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【大阪市議会】市長と政党幹部の兼務解消案 維公が否決

1/24 19:16

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大阪市議会で、自民が橋下市長に対決姿勢です。「市長と政党幹部の兼務解消」を求める決議案を提出しましたが、維新と公明が反対し、否決されました。

きょう開会した大阪市議会に自民は決議案を提出。「去年の衆院選で、橋下市長は選挙運動を理由にほとんど市役所に登庁せず、市民感情を著しく損なった」として、市長と政党の役職の兼務を辞めるよう求めました。自民市議団の荒木幹男幹事長は、「橋下市長は維新の共同代表ですが、党首と同じです。そういうことで大都市・大阪を守れるのか」と疑問を呈します。決議案は即日採決され、民主系と共産は賛成しましたが、維新と公明が反対したため、否決されました。橋下市長は、「『兼務解消』とか、しょうもないことをいう前に、大阪市政でどこが問題かということを徹底的に質問してほしい」と話しました。また公明は、嘉田知事に対して同様の決議が可決された滋賀県議会では賛成しましたが、橋下市長が相手の大阪市議会では反対に回りました。

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