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第九話 ネザーとTNT
「黒曜石がある」田中が言った
「溶岩とTNT、レットストーンが沢山ある」俺が言った
「ではネザーヘ?」それだけでまあ察しがつくとは流石、隠れマインクラフター

ネザーとは マインクラフトのもう一つの世界でその世界は赤く溶岩だらけ
その世界は水が存在できない、水は出したとたんに蒸発する怖いような世界だ

「そこにボスがいるのですか?」
「ああ 名付けて岩盤要塞 要塞の外壁のみが岩盤で出来ている」
「TNT…岩盤要塞…しようとしている事は分かりました…」
「お…流石だな」

岩盤はマインクラフトの最強のブロックだ
破壊することは普通なら絶対に出来ない
そしてTNTとはトリニトロトルエンの略、爆薬だ 
MODは関係なくマインクラフトにはあり
箱のようなものに入っている

そう俺達がするのはもちろん 邪道プレイ
外壁が破壊されないのをいいことに、TNTをおきレットストーンを使って爆発させる
爆発したら 邪道プレイで手に入れた武防具で殴れば楽に倒せる
ボスは大して強くないので鉄装備でも十分すぎるほどだ


「じゃ置いていこう」
黒曜石を横幅3×縦幅4で囲んだ後その穴に木材と溶岩で火をつけネザーに行く 
「ここがネザーか」
赤い世界にゲームにはない熱さがある
「さっそくあるな…」
岩盤要塞 TNTをこの中に置いて行く
置く→その後爆破 
そのあといくつか置く→一斉爆破を何回か繰り返す
「もういいだろ」
そろそろボスが来るころだ




… … …

「こないな…」
「なんか死んだ予感がするんだが」
「死んだか?」
「アイテムだけでも回収しておこうぜ、俺、行ってくる」
「任した田中」

「ん?」
「どうした田中?」
「なんつうことだ、レットストーンだらけだ」
「宝箱の中にか?」
「うん、作業台、チェスト、かまどがある」
「何でそんな物が?」
「誰かが住んでいる可能性はありませんか?」剣我が言った
「また別のマインクラフターがいるのか?」田中が言った
「なら余計おかしい、松明を置いた跡がない」俺が反論する

「でも別にいてもおかしくないよな」
「じゃあ何でネザーに拠点を? どこにも松明とか無かったぞ」

「さあな、ここで待ってれば来るかもしれない」
「待つのも時間の無駄だしポータルがあるだろ
それを丸石で囲み仮拠点みたいなのを作り看板でも立てておく」俺が意見を出した
「それでいいね」田中はすぐ賛成する
「レットストーンはどうしていく?」俺が尋ねた
「レットストーンは持っていく
人が来たらそうだな…チェストを拠点に置き
その中に看板とダイヤ武防具でも入れておけば?」
「賛成」
「よしこっちはすぐ出来るな」
すぐにチェストとかまどが出来る
「完成しました」

黙々と作業を続けていた剣我と鈴も終わったようだ
「流石、早いな…まあ一旦帰るか作戦も成功したし」田中が言い俺達は帰る
「次のボスは?」
「次は強敵だ、ちょっとスキルを使う」
「いきなり大丈夫なのか?」
「もちろん準備は整えて逝くさ」

次の戦いはどうなるだろう、そんな事を考えた…
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