第四話 救いの戦闘システム
夜になり外に出歩く気もなくした俺は鈴と共に
田中のMODの内容を聞こうとしていた
「田中、お前のMODについて詳しく話を聞かせてくれ」
反応が無い
「バビント!!」
急に田中の声がした
「おい田中?」
「ソーイどうした?」
「何だったんださっきの?」
「前に一番強い魔物が出てくるっていったろ?
普通じゃ倒せない
そのために使えるのが戦闘システム」
「お前マイクラをどんなゲームにしたい」
しかしなんとか帰れそうな気がしないでもない話っぽいな
「今のは?」
「バビント 敏捷性をあげる魔法 でも」
「バビント!!」
そう言うと田中は少しだけ微動だにしなかった後
ものすごい速度で走っていく
「そう、これが魔法の後の硬直そして」
「技 ステップ を使った後」
また少しだけ微動だにしなかった
「ステップ、バビント!!」
続けて2つの技を言った
するとバビントの硬直が無い?
「さっきのステップは技 魔法とは違い技は硬直は言う前に来る
そして ステップとはその後の硬直もしくは技を『つなげ』た技の後の硬直
これが「省略」されるわけだ」
「MPの概念はあるのか?」
「使ってみろ」
田中にそう言われ使ってみようとした
「バビント!」
これが硬直か、体がまったく動かない
そのあと体が軽くなった
「これの効果は?」
「頭の中でかける相手もしくは自分をイメージし
イメージした相手か自分の行動の速さを30秒間2倍にする」
「それでMPの概念は?」
「今走ってみ?」
家を少し走ろうとしてもかなり遅いように感じる、でも
周りの景色は早くなっていく
「どういうことだ?」
「自分の体力がなくなっているのさ
でも足の速さは2倍になっている
疲れたときに走るときの速さ×2の速さで走っている状態だ
今はな」
「鈴には話さないのか?」
「これからお前と鈴に話す予定だった」
「よし話そう」
鈴に話すとすぐ理解してくれた
「これから技を教える」
そこには俺が植えきれなかったサトウキビで出来た紙に、
鉛筆があるがその鉛筆は例のMOD
『cooking』
に入っている水から、
食べられる物なら何でも作れる出来るブロックがある
実は「食べられるもの」であれば
普通ありえないものでも作ってしまう
普通のC-4が 餅みたいなので出来たC-4になってしまったりする
俺たちは今、鰹節みたいなので出来た鉛筆を使っている
ちなみに消しゴムも鰹節
「よーし表完成
多分間違っているとこないからそこにLV1って書いてある技使えよ」
田中がそういった
「LV1 LV2って・・・」
「どうやって確認するんだ?」
「それは簡単、技は自分よりLVが高いのは使えない」
「マイクラのLVか?」
マインクラフトではエンチャントっていう
LVを使って武防具の強化が出来るシステムがある
「いや別のLVだ」
「わかったこれを練習すればいいんだな」
そして俺たちの練習が始まった
長くなりそうなのでいったん区切ります
餅爆弾(C-4)のルビが見えにくくてすいません
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。