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死亡確認の9人 氏名を公表へ1月24日 13時5分
菅官房長官は、24日午前の記者会見で、アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件で死亡が確認された9人の日本人について、早ければ25日の朝、政府専用機で帰国するとしたうえで、到着後、氏名を公表する考えを示しました。
この中で菅官房長官は、今回の事件で合わせて9人の日本人の死亡が確認されたことに関連して、「新たに確認された2人の遺体を運ぶ手続きなどを行っており、アルジェリアに派遣した政府専用機の出発は早くても日本時間のきょう午後2時ごろになる予定だ。経由地の状況にもよるが、羽田空港への到着は早くてあす午前7時ごろになる。その後、政府の対策本部を開催し、特使として派遣した鈴木外務副大臣から報告を受けたい」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、「政府としては家族の気持ちを踏まえた対応を前提に会社側と調整をしてきた。その結果、あす政府専用機が到着して、遺体が帰国したあと、私の定例記者会見で政府の責任の下に氏名を公表したい」と述べ、死亡が確認された9人の氏名を公表する考えを示しました。
また、菅官房長官は、安否が確認されていない日本人1人について、「現地の遺体安置所には多数の遺体があり、慎重に確認作業を行っている。確認にはかなり長い時間がかかるだろうと言われている。安倍総理大臣からは、残された1人の安否の確認に政府として全力で取り組むよう指示があった」と述べました。
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