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【体罰自殺で】生徒の遺族が顧問を刑事告訴

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大阪市立桜宮高校の生徒がバスケ部の顧問教師から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、生徒の父親が、きょう午後、この教師を暴行容疑で刑事告訴しました。

男子生徒の自殺について顧問教師は、大阪市教育委員会などの聞き取りに対し、自殺前日の練習試合で体罰があったことを認めています。このため大阪府警は、捜査員を派遣し、この体罰が暴行にあたるかどうか、学校関係者や生徒の両親から事情を聴くなどして、事実関係を調べています。さらに両親から、顧問に対して処罰を求める意思が確認できたため、父親からの口頭での告訴を調書にした上で、練習試合の場での暴行の疑いで、きょう正式に府警が告訴を受理したということです。教育長は、「顧問が告訴されたことは、非常に重たく受け止めています。今後は、警察に全面的に協力してまいります」と話しました。