電力不足が危惧された今年の夏。多くの企業が大がかりな節電対策に踏み切った。ある企業は始業時間と就業時間を繰り上げる「企業サマータイム」を導入。またある企業は輪番出勤や土日を稼働日にして平日の電力ピークをシフト。オフィスの消灯時間を前倒ししたり、在社時間を短縮する動きもあった。
それ以外にも空調の温度設定を上げるほか、クールビズの徹底や期間の延長、窓側照明の消灯、LEDへの切り替え、デスクトップパソコンからノートパソコンへの移行など、今夏オフィスにもたらされた変化は著しい。
オフィスが変われば、当然、そこで働く人の意識も暮らしもガラリと変わる。起床タイムから就業時間、勤務スタイルそのものまで。だが、それをポジティブに楽しんでいる人も少なくない。新しい生き方・働き方を実践する3人のレッツノートライフを、ここでちょっと覗いてみよう。