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【ゴルフ】

66歳ジャンボ 今季は「常在青春」

2013年1月24日 紙面から

今年のテーマを色紙にしたためた尾崎将司=千葉市内の自身の練習場で

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 66歳の誕生日を翌日に控えた尾崎将司(マックス・インターナショナル)が23日、千葉市内にある自身の練習場で取材に応じ、今季のテーマとして「常在青春(じょうざいせいしゅん)」を掲げた。腰椎分離症から来る脚の痛みに苦しみながらも“66歳の現役選手”がビッグパフォーマンスでツアーを盛り上げる。

 ジャンボはこの日、練習場で谷原秀人、小山内護、河井博大らとトレーニング。腰椎分離症からくる脚の痛みの、いい治療法はなかなか見つからず「神経の部分だから。近代医学で治るんじゃないかと期待しているが、今のところはないね。(痛みと)友達になれない」と苦笑いした。

 悩みを抱えながら挑む今季のテーマは「常在青春」。あのマッカーサー元帥が座右の銘とし、後に松下幸之助氏が目に留め紹介したという、米国の詩人サミエル・ウルマンの「青春」がもとになっている。“青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相をいうのだ。優れた創造力、逞しき意志…(中略)、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ”という詩。ジャンボは「夢や目標を持ち、いつも“青春”している人間でありたい」という思いを込めた。

 今年は国内で開催されるツアー数は23試合に減少。厳しい状況だけに、大ベテランの活躍がほしいところ。“エージシュート(自身の年齢と同じか、それ以下のスコアをマークすること)で話題をさらっては?”と水を向けられると「言うなよ。自分の年齢を再確認するようで嫌だよ」。それでも「プロスポーツは結果が全て。今年は元気あるよと言いたいが、まだ言えない。でも多少の貢献と話題性を提供していきたいね」と、ツアーの盛り上げに一肌脱ぐ気は満々だ。 (櫛谷和夫)

 

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