1月になってから、
実はメゾンでの異動のご挨拶が続いていて。。。
顧客への公表ができる頃になるとご連絡の後、
改めてご挨拶があります。
異動の件は長年で慣れたように感じても、
その都度、感慨深いこととして刻みます。
何年もお世話になっている担当者さんや
同じく長年お世話になっているトップの方々の異動は、
確実にステップアップされていて、
それは誇らしいことでもあり、嬉しいことです。
ですが、
異動先が遠く離れるとなると、やはり寂しい。
それだけたくさんのよき思い出があるということ。
お人柄もよく知って、プライベートのことも交えていろいろと話して
同じ素晴らしい空間と時間を過ごしてきた人間関係。
いつも接しているからこその生々しい感覚があり、よき思い出なのです。
異動の後に、規模が大きく総括されるような立場となれば、
会社の内部でのお仕事が増えるのでしょう。
ますますのご活躍と何よりもご健康をお祈りしたい。
ご挨拶が本人からもある際には、お伝えしたいことがいっぱい。
そこで、ふと、改めて思う。
トップに立つ方々に共通するのは、
“The more noble the more humble.”ということ。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。
実力を伴い、人格も備わった人は
まさに上記のとおり。
驕ることなどない。謙虚でかつ勤勉。
それでいて気さくであり、常に心がこもっている。
これは接していると自ずとわかります。
私が身を置く研究の世界(学界)でも、
小人物ほど威張って抑圧する。
自分の意見を押しつけ、各自の価値観を認めず、
傲慢で、何より相手に対する敬意がない。
そういう人を見るたびに、「哀れだ」とただ感じるのみ。
幸福なことに、
私の恩師たちは素晴らしい方々で、
「頭を垂れる稲穂」のように、中身がぎゅっと詰まって
物腰が柔らかく、奥が深く、強く、優しい。
明晰そのものだ。
トップに立つ方々、
こうした方々に囲まれていることに
心から感謝。
学びたいことは自分の環境にある。
今度のご挨拶の際には、
「感謝」を、
まずはお伝えしたい。