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【プロ野球】

守道監督はブラ恐れている 高田GMが反撃

2013年1月24日 紙面から

入団記者会見でDeNAのユニホームを着たブランコ(右)は、高田繁GMと握手をする=横浜の球団事務所で(武藤健一撮影)

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 DeNAの高田繁GM(67)が23日、中日・高木監督が前日「ブランコは峠を過ぎた選手」と断じたことに反発。ブランコのパワーは健在で、今年は高木監督の頭を悩ませると断言した。

 ブランコの入団会見に同席した高田GMが高木監督の発言について報道陣に聞かれ答えた。

 「盛り上がるのにいいんじゃないの。高木監督も(ブランコを)恐れているんじゃないですか。大したことないと思っていたら、そういう発言にならないわけですから」

 この日、入団会見し4番を託す予定のブランコ。ピークを過ぎていると言われれば不快なはずだが、4歳年上の敵将に敬意を払い冷静に話した。

 高田GMは巨人の主力として中日の1、2番を打っていた高木監督と何度も対戦。「二塁手なら戦後で一番」とみている。昨年の言動にも「あんな面白い人とは思わなかった」と好感。中日は3月29日の開幕戦の相手でもあり、盛り上げようという高木監督の心中も読みきっていた。

 高田GMは呼び掛けるように言った。「相手にしたら怖さがよくわかります。2、3打席目までタイミングが合っていない投手でも、次の打席に入ったら怖いものね」。高田GM自身、ヤクルト監督時代の09年、ブランコに痛い目に遭った。8月16日(ナゴヤドーム)で9回に同点ソロ、同29日(神宮)にも、延長10回に勝ち越しソロ。いずれも絶好調の守護神・林昌勇が終盤に痛打を浴びた。

 「今度はその怖さを高木監督にも味わってもらいましょう」。そうたんかを切ると会見場の報道陣から「ほーっ」とどよめきも。高木監督と高田GMの高高対決。今年は超ベテラン野球人の応酬が「D−De対決」を盛り上げる。 (後藤慎一)

 

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