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最終更新:2013年1月24日(木) 5時45分

イラン企業から送金指示、不正主導か

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 核開発への関与が指摘され経済制裁の対象となっているイラン企業への不正送金事件で、イラン企業から逮捕された東京の海運代理店の社員に送金を指示するメールが送られていたことが警視庁への取材でわかりました。

 この事件は、東京の海運代理店「ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン」の取締役・水嶋邦明容疑者(64)ら3人がおととし11月と去年2月、イランの海運会社「HDSL」の関連会社に日本からイランへの物品輸出にかかった代金1400万円を不正に送金をしたとして、23日に逮捕されたものです。

 その後の警視庁公安部への取材で、「HDSL」から逮捕された「ベン・ライン」社の社員に対し、送金を指示するメールが送られていたことがわかりました。この指示に従って不正送金が行われたとみられ、警視庁は「HDSL」が不正を主導していたとみて捜査しています。(24日00:58)

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