◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
菅義偉官房長官は23日夜の記者会見で、アルジェリア人質事件に関し、安否不明だった日本人3人のうち2人の死亡が新たに確認されたと発表した。これで日本人の犠牲者は計9人となった。政府は残り1人の安否確認に全力を挙げる。
鈴木俊一外務副大臣は日本時間23日夜、安倍晋三首相の特使として、同国のセラル首相と会談し、被害者らの帰国と、不明者の安否確認に協力を要請した。
鈴木氏が残る1人の安否確認や事態の全容、日本人人質の死亡時の状況に関する情報提供を求めたのに対し、セラル氏は「できる限りの協力を行いたい」と述べた。
外務省によると、鈴木氏はセラル氏との会談に先立ち、メデルチ外相と会談し「テロ行為を断固非難する」として、不明者の安否確認や、無事が確認された日本人の帰国へ協力を求めた。外相は「引き続き最大限の協力を行う」と応じた。
鈴木氏は安倍首相からアルジェリアのブーテフリカ大統領宛ての親書も渡した。政府専用機は、無事だった日本人7人や、犠牲者の9遺体を乗せ、近く帰国する。
鈴木氏は政府専用機で23日午後4時すぎ(現地時間同日午前8時すぎ)、首都アルジェに到着した。防衛省は23日夜、政府専用機が着陸の際に落雷を受けたと発表した。飛行への影響を点検するため、同国を出発するのは早くても日本時間24日午前10時ごろになる見通し。
一方、関係者の取材で死亡または安否不明となっている10人の名前が判明した。死亡はプラント建設大手・日揮の現地駐在員渕田六郎さん(64)ら9人。
菅氏は23日午後の記者会見で、安否不明者に関し「ありとあらゆる方策を講じ何としても確認する」と強調した。安否確認が長引く可能性について「分からない」と述べるにとどめた。被害者らの氏名公表を控える意向をあらためて表明した。
これに先立ち、現地入りしている城内実外務政務官は22日夜(現地時間同日午後)、アルジェリアのウルドカブリア内務・地方自治相と会談し、不明者の安否確認のほか、遺留品回収や事件当時の情報提供などで協力を求めた。人命最優先を要請していたにもかかわらず犠牲者が出たことに対し城内氏は「残念だ」と表明した。
(2013年1月23日23時59分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)