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日銀 2日目の金融政策決定会合1月22日 8時37分
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日銀の2日目の金融政策決定会合が22日朝始まり、デフレ脱却に向け2%の物価目標を明記して政府と共同声明を取り交わすことを正式に決めるとともに、追加の金融緩和に踏み切る見通しです。
日銀は22日、白川総裁をはじめ9人の政策委員が出席し、通常より1時間早く午前8時ごろ、2日目の金融政策決定会合を始めました。
今回の会合で最大の焦点となっている政府との共同声明には、日銀が目指す物価上昇率を前の年に比べて2%のプラスとすることを目標として明記したうえで、その達成時期についても「中期」といった表現ではなく早い時期に達成を目指す姿勢を示す文言を盛り込む方向で調整しています。
そして日銀は、これに向けて金融緩和を進めるとともに、成長戦略や財政再建を推進する政府の役割についても盛り込み、午後にも決定し、公表することにしています。
さらに日銀は、政府との連携を強化する姿勢を明確に打ち出すため、先月の会合に続き、連続で金融緩和に踏み切る見通しで、2回連続の緩和は、平成15年以来、およそ9年8か月ぶりとなります。
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