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東芝とGE 火力発電分野で提携拡大へ
1月24日 3時37分

大手電機メーカーの「東芝」とアメリカの「GE」=ゼネラル・エレクトリックは、世界的に需要が拡大している火力発電の分野での提携を拡大し、効率的な火力発電の設備の共同開発を進めることなどで大筋、合意しました。

「東芝」とアメリカの「GE」=ゼネラル・エレクトリックは、年内にも合弁会社を設立し、少ない量の天然ガスで発電できる効率的な火力発電設備の開発や販売を共同で行うことで大筋、合意しました。
合弁会社の出資比率などは今後、両社で交渉して決めることにしています。
両社は現在、日本やアジアでの火力発電設備の販売で提携していますが、今回は、提携の範囲を設備の開発にまで拡大するとともに、販売する地域もヨーロッパや、シェールガスと呼ばれる天然ガスの産出で火力発電所の建設が増えているアメリカなどにも広げる計画です。
火力発電の分野では、去年11月、「三菱重工業」と「日立製作所」が火力発電事業の統合を決めており、東芝とGEは、これに対抗して提携を強化することで、この分野での国際競争力を高めるねらいがあるものとみられます。

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