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地方
JR常磐線海沿い駅 「津波避難経路図」標識を設置 茨城
2013.1.21 02:09
■「震災の教訓生かす」
JR東日本水戸支社はJR常磐線の磯原駅(北茨城市)など海沿いの4駅に、津波避難場所などを明記した「津波避難経路図」の標識を設置した。東日本大震災から丸2年となる3月までに、ほかの2駅にも同様の標識を設置、計6駅に整備する。
沿線の自治体のハザードマップや、「震災当時、駅近くまで津波が押し寄せた」という地域住民の意見などを参考に、同社管内で津波被害の可能性のある6駅を選定。11日までに、磯原駅のほか、久ノ浜駅、末続駅=いずれも福島県いわき市、広野駅(同広野町)に標識を設置した。ほかに県内の高萩駅(高萩市)と南中郷駅(北茨城市)にも順次整備する。
標識には、地図上に駅から高台などの避難場所までの経路を表示。また、現在地と避難場所の標高、避難場所までの距離や徒歩で移動した場合の所要時間の目安なども記載した。同社は「震災の教訓を生かし、津波が来ても利用客が逃げ遅れることのないようにしたい」としている。
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