魔法少女と孵卵器(インキュベーター) (ダル神)
<< 前の話 しおりを挟む/しおりを解除
R‐18専用まどかの処女膜消失事件の真実(暁美ほむら語り部)

ああ。
嘘だよね。
ねぇ、嘘だよね?

何かの、間違いだよね?

パキン。

と、そんな、何かが壊れる音がした。
そんな、何かが終わる音がした。

いつの間にか、私の左手の中には、紫色の卵のような宝石があった。
とても、とても、綺麗な。
ソウルジェムがあった。
濁りなく、光り輝く。

私は、一人その場にへたり込む。
まどかを探していたはずなのに。
まどかがいないって、気が付いて。
今日の、戦いは。
今日の、ゲームは。
今日はみんなと遊んで楽しかったね。
そう、言いたくて。
まどかを探していたはずなのに。

ねぇ、まどか。
楽しかったよね?
みんなと一緒に、遊べて。
だって、それが私達の願いで、頑張って追い続けた日常で、幸せなんだもんね?

ねぇ、まどか。
あなた言ったじゃない。
また、私達みんなで遊べたらいいねって。
それが、今日叶ったんだよ?

あの、苦しい日々が全部なかったことになるくらい。
そんな、楽しくて、幸せな日常だったと思わない?
この一か月間。
そう、思わなかった?
魔法少女の運命も。魔女の宿命も。希望も。絶望も。全部。

全部関係なくてさ。

私とまどかと杏子とさやかとマミさんと先輩がいて。
みんながいて、楽しそうに、笑顔で、生きることができたんだよ?

ねぇ、まどか?
あなたの本当の願いって、そうだよね?

そうなんだよね?

ねぇ、まどか。

まどかぁ!

答えてよ!

まどか、まどか、まどか!

この世界が。
この世界が、嫌いになってしまったの?
みんなで紡ぎだした、この世界が、くだらないガラクタになってしまったの?

あなたの求めていたものって何?
あなたが望んでいたものって何?
わからないよ。
 
 
私は、何度転んだのかわからないくらい、走った。
覚束ない足取りで。
それでも、まどかを探しまわった。
どうしても、まどかの答えが知りたかったから。
 
そして、見つけた。
マンション中を探し回って。
マンションの屋上に、まどかはいた。
まどかは、いてくれた。
 
知らない魔法少女が二人いたけれど、そんな事は気にしている余裕はなかった。
 
まどか、まどか、まどか。
私は縋り付くように、まどかに抱きついて。
震える声で、泣きじゃくって、呂律も回らなくて。
涙声で、鼻声で。
そんな情けなくて、そんな見るに耐えない、みっともない姿で、それでも、私はまどかに縋り付いた。
ねぇ、まどか?




「どうしたの? ほむらちゃん?」




ああ。




よかった。



よかった、よかった、よかった、本当によかった。




「どうしたの? 何が、よかったの? あ、そっか、もしかして、私のこと心配してくれたの? 大丈夫だよ? ほら、この通り、元気だよ」

「うるさい、黙れ」
私は大好きなまどかの声を遮った。
普段の私なら、絶対にしない事ではあるが。

 それは、相手がまどかならという、ただそれだけの話なのだから。
 「まどかに、何をした」

だって、そこにいたのは、まどかの肉体ではあったけれど。
でも、魂が、心が、感情が、違ったのだから。
決定的に。
これ以上もなく。
違いすぎていたのだから。

でも、本当によかった。
いや、よくはないのだけれど。
こんな事、喜んでいいわけがないのだけれど。
でも、この、事態が。
まどかが望んだわけじゃなくて。
まどかの願いではなくて。
本当によかった。
 
よかったよぉ。

私は、安心して、ボロボロと涙を流してしまう。

「まどかの身体で、何をしている」
いくら凄んでも、こんな泣きじゃくった顔では、とても無理そうだ。威厳のかけらもない。

「はははっ、これは驚いた。失敬。いやぁ失礼したよ。ボクは君を舐めていたようだ」

私は、涙を拭く。
目の前の敵に目を向ける。
まだ、事件は何も解決していないのだ。
まだ、始まってすらいないのだ。

「まどかに、身体を返せ」
「それは無理な相談だ」
「今ならまだ楽に殺してあげる」
 
後ろで、魔法少女の殺気が私に降り注ぐのを感じる。
私は、時間停止魔法で、とりあえず二人の魔法少女を血祭りにあげようか、と考えたとき。

「君達、その必要はないよ」

まどかの声で、まどかの肉体で、その異質な何かは二人の魔法少女を制した。
何のつもりだ、と問うまでもない。

だって、まどかのその可愛らしい顔を、醜悪で下卑た笑顔に歪ませて、自分自身の首筋に。
まどかの天使のような、白く細い首筋に、爪が付きたてられていたのだから。
魔力の込められた。
爪がまどかの首筋をとらえていたのだから。
勿論、私達魔法少女は首を切り落とされても、死ぬことはない。
ソウルジェムにさえ、傷がなければ、私達は無敵なのだ。
しかし、それでも、私は動きを止められてしまった。

「ほら、こうすれば君はどうしようもないだろう?」

「っ……」
私は悔しさのあまり歯噛みしてしまう。

「そう、それでいいんだよ。君がボクをそうやって、ずっと見張っていてくれるなら、ボクは誤まって、自分の首を切り落とすこともないだろうさ」

私は、まどかの身体を抱きしめる。
「ねぇ!まどかぁ!聞こえる!お願い出てきて!」

「はは、無駄だよ」

「まどかぁ!!お願い!!!少しだけでもいい!!私と話をさせて!!」

「だから、無駄だよ。彼女の魂は、ここには、ほぼないのだから」

「………へ?」

ほぼ無い?

「うん?」
まどかの顔で首を傾げる異質な何か。


ほぼ、だと?


私は、時間停止魔法を使う。

カチリと時計の止まった音が辺りに響く。

止まった閉鎖空間。
空間凍結された世界。
時間の檻に雁字搦めになった世界。

その中で、私と、まどかだけはお互いを見据えている。
やはり、彼女には通じないか。


「ふふ、一体どうしたのかな?」
余裕しゃくしゃくと薄い笑みを浮かべながら(っなぁ!?まどかの見たこともない、その妖艶な笑顔は一体なんだ!?敵ながらあっぱれとしか言いようがない!!!)こちらを見据えてくる、異質な何か。

そう、こいつは、
異質で。
異様で。
異常なんだ。

私は、一体こいつがどんな存在なのかも皆目見当なんてつかない。
それでも、一つわかることは、こいつは。
絶対に人間ではない。
全盛期のまどかと同じく。
例外的な存在だ。
それこそ、魔法少女なんて足元にも及ばないほどに。

「でも、だからこそ、存在を保つために、存在を手に入れるために、いくつかの手段を踏まなければならない」

「へぇ、さすがだね。その通りさ。一目見ただけで、そこまでわかるなんて、君はやはり、イレギュラーだ。一体そんなことは、何回地獄を繰り返せば身につくことなのかね」

「愛の数だけよ」

「それは、途方もないね。
まあ、君の言う通り、ボクはボクとして、この世界に関与するためには、鹿目まどかの肉体が必要で。
改変された世界が必要だ。
いや、改変された、なんておかしな言い方だよね?
君たちが本来歩むべき世界に戻さなければならない」

「ふふ」

「?」

「えへへへへへへへ」

「ちょっと君? なんでそんなに嬉しそうなの?」

はっはぁ!!!!隙ありぃ!!!!!!!!!!!!

私は、こみ上げる喜びに、思いっきり顔を歪ませ、八重歯をむき出しにして、笑う。

「あれ?」

まどかの身体を押し倒す私。
勿論、まどかの身体に怪我をさせないように、そうっと、ゆっくりと、抱き上げるように。

「あれ、君? 一体何をしているんだい?」

あははっはっはははははははっはははははは!

あなたは、飛んだ失敗をしたものね。
あなたは、とんでもない過ちを犯したのよ。
あの途方もない地獄を生き抜いた、私たちに。
わずかの希望もない、あの地獄のような世界を生き抜いた私たちに、可能性を残してしまうなんてね。

「ひゃぁっ!」

あらあら、なかなか可愛い声を上げるのね。
まあ、それは当然か。なんたってまどかの声だもの。

私はまどかのスカートを捲りあげパンツを下げる。

「な。何をしているんだ、君は!」
「あら、あなた、意外と初心なのね?」

まどかの可愛らしい顔を少し赤く染めて、少し冷汗をかいている。
「ふ、ふん。上等じゃないか。君が何をしたいか皆目見当もつかないが、いいだろう、受けて立とうじゃないか! ボクを屈服させようだなんて百年早いってことを思い知らせてあげるよ!」

まどかでは決してしないような、反骨心たっぷりに、微笑むまどかの顔はなんだか新鮮で、ゾクゾクしちゃう!
いいわよ。あなた中々いい仕事するじゃない。
いつものまどかでは見られないレアな表情を私に拝ましてくれるなんて。

でも、あなたは勘違いしている。
私はゆっくりとまどかの火照った頬を摩る。
ビクッとまどかの小さな身体を、硬直させさらに小さくなる。
なんて、可愛らしいのかしら。

私は、あなたを完膚なきまでに、絶頂させて。

絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて、絶頂させて。

そして、意識を完全に飛ばしても、絶頂させて。
完全にアへ顔にしてから、完全に白目にしてから、ゆっくりとまどかとお話しさせてもらうから。

まどかの膣をこねくり回す。
勿論、クリトリスを弄り倒すことを忘れずに。

「っひゃぁん!」
まどかの顔がみるみる火照っていき、甘い汗の香りを漂わせる。
その、額に流れる汗を私は舐めとる。
「ひゃん! き、君!いいかげんにしないか!」
「あらあら、もう、根を上げるかしら?こんなの普段のまどかでも、余裕でこなすのに?」
「う、嘘!? 君達、ふ、普段から、こんなことを?」
「ああ、思い出すわ。いつもまどかの第一声は、“ひゃぁっ!な、何してんの!?ほむらちゃん!!” だったわよね?」
「それは絶対、余裕でこなしてないと思うよ! 完全に、翻弄されて、今ある状況も理解できてないよね!?」
「ほらほら、まだまだこんなものじゃあ済ませないわよ」
「ぃひゃあっ!!」

さあ、いい感じにまどかの膣内も出来上がってきたことだし。
「ひゃっ!? 嘘!? そんな、ちょっと、待って!?」
「うふふ、待てな~い♪」
私は、両手でまどかの陰部を掴む。
左手にはまどかのGスポットを!!!
右手にはまどかのクリトリスを!!!

はい、激しく!

「ひゃぁあああああ!!!」

もっと、激しく!!!!

「いひゃああああああああん!」

まだまだぁ!!!

「あひゃああああああああん!」

こねくり回しまくる!!!!!!

「ぃいやぁぁぁああああああ!!!もう、ゆるしてぇぇぇ!!!」

あらよっと!!!!

「ひゃぁっ!そんなぁぁぁ!まだ、激しくなるのぉ!!???」

何を言ってるのあなたは!? 
ゆるしてぇ! って言ってからが本番に決まってるでしょうが!!!!

そんなものを数十分繰り返し続ける。
まどかの身体は独りでにビクンっ、ビクンっと痙攣する。
まどかの脈拍をとると、吹き上げるマグマのように、バクバクしている。まどかの汗にまみれた、首筋を舐めまわしながら、脈拍をとると、なんだか興奮してくるわ!

「ふひゅー、はひゅー、はひゅー」

ああん! まどかのその余裕のない、生きるのに必死に、息を荒くする姿。最高に素敵よ!

そして、ここまでが、いつもの私。
しかし、今は非常事態!!!
本当は許される事ではないのは、わかっている! でも、しょうがないわよね!
こうするしかないの!! ねぇ! そうだよねっ! まどか!
わかってくれるよね!!!!

「はひっ?」
顔をリンゴのように真っ赤にさせて、焦点の合わない、虚ろな瞳で私の指を見る。
まどかの膣内を見ようとしているかのように。
必死に、抜けた腰を、その震えた、か細い両手で、体を起こして、生まれたての小鹿のようにガクガクと、体全体を震えさせる。

まどかの、膣内の奥に、そびえ立つ。
いいえ、そびえ生えている。
処女膜を撫でまわす。

「ひゅー、ひゅー、ぅ、う、嘘、だよ、ね? ま、まさかだよね?」

私は、名残り惜しそうに、まどかの処女膜を撫でまわす。
ビクビクとまどかの膣内はさっきの絶頂で小さく痙攣されている。
私が処女膜を撫でまわすごとに、ビクッと膣内が震えるのが分かる。
少しづつ流れ出る愛液がこれ以上もなく心地いい暖かさを私に与えてくれる。
あなたが私の理性の最後の防波堤。
何度、この処女膜をぶち破り、その奥のまだ見ぬ伝説の楽園へと足を踏み入れてやろうかと思った事か。
でも、私には無理だったの。
その先に踏み込む事が。
その神聖な、まだ見ぬ新開拓地に足を踏み入れる勇気がなかったの。
まさか、こんな形で、後押しされるなんてね。

「ま、まさか、君が! 暁美ほむらともあろうものが!まさか、この鹿目まどかの身体を傷つけることができるはずがない!!!」

「あなたに見せてあげる! 
これが絆の力よ!!!」

「どう考えても、欲望の力だぁぁあああ!!!!」

何とでも言いなさい!!!
そしてさようなら!!!
今までまどかを守ってくれてありがとう!!!
これからは、私が守っていくから、安心して逝きなさい!!!
まどかの処女膜!!!!

ぶちちっ!!!!

「ぃひゃぁあああああああああああああ!!!」

さぁ! ここからは新開拓地!!!
初めての事ばかりよ!!!!
気を引き締めていかないと!!!

私はとりあえず、その入れた腕をさらに奥まで突き進める。

「かはっぁ! っひゅっ! はっ! はっ! はひっ!」

あら?急にまどかが静かになった。
まるで、もう、息を吸うのが精一杯のように。
でも、その満身創痍な呼吸最高に素敵よ。
苦しそうに涙を流し、その大きな瞳を目いっぱい見開いて必死に呼吸を頑張るまどか。
たまらないわ!

さらに、ごりごりと奥に突き進む。狭く纏わりつく、まどかのひだひだを擦りあげながら、圧迫させながら、いざ、新天地へと赴かん!!!

「あ…あごぉ……おごぉあああああああああああああああああああああああああ!!!!」
私の指先が、行き止まりに勢いよくぶち当たった瞬間に悲鳴のような叫び声をあげるまどか。
どうやら、子宮口にぶち当たったようね♪

私の指先をまるで金魚が餌を食べる時のような、パクパクとへばりついてくる。
なんて可愛らしいの! まどかの子宮口は! 
いやん♪
食べちゃいたいくらいだよ!

しかし、もう一息ね♪

「ひゃ、ひゃめ、て、も、もう、限界、ご、ごめんな、さ、い」

待って! 
まだそれは早いわ!
焦る必要はないのよ!

私はさらに、まどかの子宮口の前にある手を、思いっきり広げる!
爪を立てるのもお構いなしに。
押し広げる!

「ぁがあああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」

あぁんもう!
その盛りの動物のように叫ぶ姿最高!!!
まどかの膣から、ごぼりと愛液が大量に出る。
もう、ガクガクと激しく体全体を痙攣させるまどか。
拡張は初めての経験だから無理もないわね。

はじめまして。まどかの子宮内。

しかし、まだ何かが足りない。

試に、まどかの子宮内に手を入れてみる。

「ひぎゃゃあああああああああああああああああああっ!!!」

つるつる、てかてかしている不思議な感覚。
コスコスと擦ってみる。

「ひゃっひゃめてぇぇええええ!!、ほ、ほんとに、しんじゃう!!!!」

つるつるしたところは、器用にも愛液を溢れさせ、私の手を伝ってくる。
ビクビクとした痙攣は止まる事を知らず。まるで、電動マッサージ機のようね。

しかし、何かが足りない。

「はひゅー、はひゅー、わ、わかった、ボクの中にいる、残り少ない、まどかと、交代、す、する、から」

「もうちょっとだけだから!!!」

お願い!もう少しだけ待って!!!
こんな事なかなかできないから!!!

はっ!?
これだぁ!!!!

私は勢いよくまどかの子宮から手を引っこ抜き。

「しょ、しょんなぁ!!!いきなりぃいいいぁああああぎゅぅうああああああああああああああ!!!」

さらに、まどかのポケットに入っていたソウルジェムを奪い取り。

もう一度右手に握りこみ。

勢いよく、まどかの子宮内めがけて、右手を膣にねじ込む。

「ひぎゃあああああああああああっ!!!またぁぁあぁああ!?!?!?!?」

そして、子宮口を貫き、子宮内に入った右手を、大きく開き。

「あぎゃああああああああああああああああ!!!」

まどかの子宮内にまどかのソウルジェムを置いて行く。
私は、ゆっくりと右手だけを、まどかの子宮内からひき抜く。
結果子宮内には、まどかのソウルジェムだけが取り残される。

「はひゅ????」

一瞬何が起こったのか理解できない、まどかの中にいる異質は、固まる。
しかし、徐々に、絶頂の波は押し寄せる。

「ぁ、あ、ああ、ああああああああああああああああああああああああああああ」

ああ、どんどん、アへ顔になっていく。
身体なんて、どんどん痙攣していく。
ビクビクと、ガクガクと。
絶頂が近づく毎に、どんどん揺れていく、その肢体。
なんて、ゾクゾクしちゃうのかしら。

「あひゃ嗚呼あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

まどかの子宮内にあるソウルジェム。
ソウルジェムとは、魔法少女の魂そのものと言っても過言ではない(byさやか)。
だとすれば、当然、まどかの中にいる、異質な何かは、そのソウルジェムと関わりの深い可能性が高い。

「ひゃめてぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!とってぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」

さらに、子宮内とは、女性器、クリトリス以上に、敏感な所だ。
まあ、それは当然なこと。
クリトリスのような外的刺激を考慮されていない。
いわば、内臓に直接刺激を受けているようなものだ。
ここが、敏感でないわけがない。

「あぎゃ嗚呼ああああああああああああああああああああああああああ!!!もうぅう!だめぇぇぇえええええええええええええええ!!!!」

どう考えても最高の絶頂マッチング!!!さあ、安心して墜ちなさい!!!!

「ぁぁ、っ、ぁぁ、あ、がぁぁ………はっ……」

まどかは完全に白目をむけて、だらしなく口を開き、舌を力なく垂れ出ている姿は、興奮しか感じないけれど、今はその余韻に浸っている時間はない。

私は時間停止能力を解除する。
もちろんまどかのおかげで、長時間時間を停めていたにもかかわらず全くソウルジェムは穢れていない。
もうツヤッツヤ!
一寸の曇りもないわ!
この輝きは、すでにもう別次元に進化しそうな勢いね!
もう少し長い時間エンジョイしていたら危なかったわ!
戻ってこれなかったかもしれない!

「まどか!!!起きて!!!!」

「ねぇ!!!!まどか!!!!」

「………、ほ、ほ、むらちゃ……ん?」

「まどかぁ!!!」
「あ、あれ? なんで私は、パンツはいてないんだろ?」
「気のせいよ!まどか!」
「なんだか、身体の中に異物があるような気がするんだけれど?」
「とんでもない勘違いよ!!!まどか!!!」

「はっ!!そうだ!!!ほむらちゃん!!」
「安心して。ちゃんとこの責任は取るから。否認なんて決してしないわ。一生面倒見るから、大丈夫よ?」

「ほむらちゃんが何を言っているかよくわからないけれど、お願いがあるの。ほむらちゃんにしか頼めないことなの!!」
「何?」

「私を殺して!!!」
まどかのその瞳に迷いの欠片もない。
「な、何を、言っているの、まどか?」
「お願いだから、私を殺して!!」
まどかは本当に心の底からそう願っているのがわかる。
「わからない、わ、まどか?」
「お願い!こんな事、ほむらちゃんにしかお願いできない!」

い、嫌よ。そんなの嫌だよ。

「今ね、この世界が。私達の紡ぎだした、この世界が。この奇跡のような、幸せな世界が、終ってしまいそうなんだよ。私のせいで。私のわがままで作った、この世界が。みんなで、必死に紡ぎだしたこの運命が、全部、全部なかったことになっちゃうんだよ?」

「で、でも!なんで!まどかを!」

「私は世界と繋がってるから!私を核に、世界を改変させようとしているからだよ!今ならまだ間に合うの!お願いだから!!!」

「でも! 
そう、だとしても!
そんなの嫌だ!
なんで、まどかを犠牲にしないといけないの!!!
そんなの認めない!
まどかも一緒じゃなきゃ絶対いや!!!」

「お願いほむらちゃん!
こうなったのは全部、私のせいなんだよ!!」

「そんなわけないよ!!」

「そう、なんだよ」

「ま、まどか?」

「ごめんなさい」
まどかはボロボロと大粒の涙を流し始める。

「ま、まどか?」

「ごめんなさい!
私が!
私の醜い願いが!
私の歪んだ望みが!
こんな結果になってしまいました!!!」

「な、何を、言ってるの?」
嘘だ。
わからないなんて嘘だ。
本当はわかってた。
もしかしたらって思ってた。

「私は、本当は、あの日、あのゲームで、願ってしまいそうになったの!
キュー君を私のものに!
私だけのものにしたいって!!」

本当は、私は全部知っていたんだよ。

涙が溢れていく
少しずつ。

「そんな許されない、醜悪な!
最低な!
最悪なことを願ってしまいそうになってしまったの!」

ごめんなさい。
こんな弱い私で。

ごめんなさい。
こんな臆病な私で。

「だから、こんな世界になってしまった!
心に大きな隙があって、大きな穴があったから!
だから、つけ入れられてしまった!
だから、奪われてしまった!」


あなたを苦しめて。
一人にさせて。
本当に、私はなんてことを。

なんてことを。

こんな、私なんて、死んじゃったほうが、いい……

「お願い!
お願いします!
こんな恥ずかしい私を含めないでください!
私にはそんな資格なんてないの!
私が全部悪かったの!
だから、私に責任を取らせて!!!」

ふと、自分がまどかと同じ事を言っていることに、気が付いた。
これじゃあ、本当に終わってしまう。
このままじゃあ、私たちは、誰に許してもらうこともできずに、本当に死んでしまう。

嫌だ。

嫌だよ。

このまま、誰にも許されず、死んでしまうのは嫌だ。
まどかが、このまま、死んでしまうのはもっと嫌だ。

「だから、お願い!

私を殺して!

それが私の願いで、望みなの。
私に、どうか、死を!」




「ごめんなさぁあああああああああああああああい!!!!!!」




私は、まどかと同じく号泣して、涙を零しながら、泣き叫びながら、懺悔した。

「ごめんなさい!まどか!」

勿論それは処女膜を破ったことを謝っているわけでも、ましてや、まどかを殺してしまう事を謝っているわけでもない。

「なんで、ほむらちゃんが謝るの? 
悪かったのも、間違っていたのも、過ちを犯したのも、全部私なんだよ?」

「あなたが悪いと言うのなら、私も悪かったの!!
いけなかったし!
間違っていたし!
醜悪で!
最低だった!」

「ど、どうして?」
まどかは皆目見当も付かないように問う。

「だって、私は、まどかのその思いに気づいていたのだから。

まどかが先輩に思いを寄せていることも!
先輩とマミさんを見ていて苦しい思いをしていたことも知っていた!」

「な、なんで、そんなことまで?」

「わかるよ!!!
だって、私はずっとまどかを見ていたんだから!
まどかだけを見ていたんだから!
でも、私は、それを見てみぬ振りをしてしまった!
まどかの本当の気持ちを知るのが怖くて!
それを知ったら、まどかは私達のもとから離れていってしまうんじゃないかって、怖かった!」

「そ、そんなの、全然ほむらちゃんは悪くないよ!
全部、私が悪かったの!」

「そんな事ない!
まどかだけが悪いわけない!!
私も悪かったし!
それなら、みんな悪かったよ!!
先輩も悪かったし!
マミさんも悪かったし!
さやかも!
杏子も!
世界だって悪かったじゃない!」

「そんなわけないよ。お願い、私を殺して」

「絶対、まどかだけに、押し付けさせはしない!!!
みんなで、一緒に背負わせて!
まどかだけに、悪を背負わせはしない!!

だって、私達は仲間だから!!!

だから、まどかもそんな事言ってないで。

許してくださいって、言え!!!!」

私は許してほしいわ!
みんなに!
あなたに!
それが、どんなに恥ずかしい事でも、みっともない事でも。
私は、無様に許しを請い続けるだろう。

だって、私はまたみんなと一緒に笑顔で、日常を生きていきたいもの!
また、みんなで遊んで、お話して、笑って、泣いて、怒って、生きていきたいもの!
まどかは、そんな日常を、本当に諦めていいの?
そんな幸せを、捨てちゃってもいいの?

「でも、でも、こんな事許されるわけがないよ」

「そんな事ない!
絶対に私は諦めない!
まどかがなんと言おうが!
絶対あなたと、先輩を会わせてみせる!
だから!
あなたも、先輩に会えたなら、ちゃんと言いなさい!
あなたの本当の気持ちを!
あなたの本当の思いを!
今度こそ、きちんと!
後腐れなく!
これ以上もなく!

そして、それが終ったなら!

ちゃんとあなたの口から言いなさい!

生きたいって!!

私達と一緒に生きていきたいって!!!」

「………う、ん」

まどかは、消えてしまいそうな渇いた笑顔と共に、ゆっくりと、瞼を下ろす。
待っててまどか。
必ず、あなたに先輩を会わせて見せるから。

私はまどかをこれ以上なく強く抱きしめる。

後ろの二人の魔法少女が再度私に殺気をぶつけてくる。

「動くな


殺すわよ」

私はそれ以上の殺気をぶつけ返す。

魔法少女二人は、身体を硬直させ、緊張しているのがわかる。


「やれ、やれ、やってくれたね。それで、君はこれからどうするんだい? やっぱりボク達の敵になるのかな?」
異質な何かは目を覚まし、まどかの瞼を再度引き上げる。

「まさか」
私は迷いなく笑顔で答える。

「?」

「勿論あなた達に付くわよ。まどかがいるんだから当然だとは思わない?」

「へぇ。君は一体何を企んでいるんだろうね?」

「あら、そんなに警戒しなくてもいいじゃない。ただ、私はまどかの肉体を守りたいだけなのだから。
それとも、いけない?」

「まさか、当然受け入れるよ。ほら、あれを見てみたまえ」

突然地鳴りと、地響きがしたと思ったら、このマンションの中心から、真っ黒な巨大樹がニョキニョキと生えてきていた。

「今はもう完全にあの木の果実に、鹿目まどかの魂はある。あの木がこの世界の架け橋さ。あの木を中心にこの世界を完全に変えていくのさ」

「あっ!」
私はポンと手をうって、何かを思い出した仕草をした。

「? どうしたんだい?」

「すっかり忘れていたわ。先輩達に何も連絡してないから、きっと心配しているわね。だから」

「だから?」

「もう一度、眠っていてくれる?」

「!?!?!?」

私は、パンツもはかない(脱がして、大切に保存しているので当たり前だ!!!)淫らなまどかの股間をまさぐる。

「ひゃっ!ひゃめへぇ!!またぁぁああ!?」

私は、右手をゴリゴリと奥にねじ込み。
コツンと音を立てて子宮口に到着。

「あがぁああああ!!」

さらに、ボコン、と音を立てて、無理やり入り口をこじ開け、その奥の子宮内に到着。

「いぎゃああああああああああ!!!」

そして、その子宮内にある、ソウルジェムを鷲掴む!!!

「うがぁあああああああああああああああああああああああ!!」

さらに、まるで尻小玉を引っこ抜くように、チュッポン!と一気に引き抜く!!!

「!?!?!?!?っ………がぁ……はぁっ……」

再度まどかの白目失神を拝み。
ふぅ。さて、先輩に挨拶しないと。

私は、マンションの最上階から、大きく開いた穴から、先輩達のいるフロアを見下ろす。

そこには、身体をボロボロにしながら、それでも、私をしっかりとまっすぐに見据える先輩がいた。

私は、嬉しくて。
この、絶望的とも言える、この事態に。
悠然と私を見据え、そして、私に期待してくれている先輩を見て、嬉しくてしょうがなくて、笑いがこぼれてしまう。

「あはははっはっははははははははははっはははっはははっははは!」

さぁ!全てはあなたにかかっている!
私の作る舞台で、うまくやりなさい!

私は、何の違和感もなく、当たり前に、仲間に全てを託していたのだ。
迷う暇も、考える暇もなく、当たり前に、彼を、彼女達を信頼していた。

まどかを、みんなを救い出すために、始めましょう!

最後の戦いを!!!!



もう、本当ごめんなさい。
新年早々本当にごめんなさい!
だってよくあるじゃないですか!
いや、よくはないと思うんですけどね!
でも、ほら、なんか小説とかで、酷いことやって記憶飛ばしてますようみたいなシーンって、大体効果音とか台詞だけで描写とかないじゃないですか!!!
だから、ちょっとそこらへん、行ってみようかあぁ!!
みたいなノリで、つい、テヘペロ!
この話はフィクションです!
魔法少女まどか☆マギカのキャラクターとは一切関係はございません!!!!
最後に!!
ムロブチ大先生!!!!
生きててごめんなさい!!!

<< 前の話 目次 感想へのリンク しおりを挟む/しおりを解除 ページの一番上に飛ぶ

感想を書く

良い点※1000字以内

悪い点※1000字以内

一言※10~2000字以内


※以下の内容は禁止事項です。違反するとアカウント凍結等の対応を行います。
・他の感想への言及・横レス(作者以外の発言に対して言及すること)
・作者を攻撃している(人格否定等)
・規約に違反していない作品への削除や修正、設定改変の強要


一言(非強制、100文字まで) :
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10を入力する場合は一言の入力が必須です。
※評価値0,10はそれぞれ最大10個までしか付けられません。
※警告タグを評価基準に含める事は×