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新川広域圏事務組合で23日、震災がれきを試験焼却するのを前に、22日、朝日町の焼却施設にがれきが搬入されました。
県内での試験焼却は、富山地区広域圏事務組合と高岡市に次いで新川地域が最後となります。
本格受け入れに向けて今後、住民説明会などが本格化します。
新川広域圏事務組合の焼却施設エコぽ〜とに22日搬入されたのは、岩手県山田町から運ばれた震災がれきです。
試験焼却するがれき10トンは3つのコンテナに積まれていて、22日は、このうちの1つの3トン余りが午後1時すぎにトラックで運ばれました。
コンテナは夕方になって施設内に入れられ、県の職員らが震災がれきを取り出して鉛の容器に入れて、自然界の影響を受けないように放射線量を測ったほか新川広域圏事務組合の職員が空間の放射線量を測りました。
その結果、数値はいずれも基準値を下回り、安全を確認したということです。
がれきはこのあと、一般ごみと一緒に焼却口に入れられました。
施設の外では、試験焼却に反対する2市2町の住民らおよそ50人が集まり、「2567人の反対署名を無視するな」などと声を上げましたが、反対派が集まる前にがれきは敷地内に入ったため、トラブルはありませんでした。
試験焼却は23日午前8時から16時間かけて行われます。
残る2つのコンテナも23日搬入される予定です。
一方、県内では、富山地区広域圏と高岡市がすでにがれきの試験焼却を終えています。
これまでの動きと、今後の予定をまとめました。
県内で最初に試験焼却を行ったのは高岡市です。
去年12月15日、高岡市長慶寺の環境クリーン工場で、7トンのがれきを150トンの一般ごみと混ぜて焼却しました。
一方、富山市や立山町など5市町村で作る富山地区広域圏は、その翌日の先月16日、立山町のクリーンセンターで25トンのがれきを800トンの一般ごみと混ぜて焼却しました。
そして、焼却後の灰は、富山地区広域圏が先月19日、富山市山本の最終処分場に埋め立て、高岡市は、翌20日に、高岡市手洗野の処理場に埋め立てました。
がれきや焼却灰の放射線量はいずれも国の基準値を下回っていることが確認されています。
しかし、焼却灰の埋め立てをめぐっては、富山市山本の最終処分場近くの住民らが運び込みに反対し、埋め立てが1日遅れるなど混乱もありました。
本格受け入れに向けて、富山市は24日、この山本地区の住民を対象に、説明会を開きます。
一方、高岡市は、今月25日に説明会を全市民を対象に開き、本格受け入れへの検討が加速します。
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