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アルジェリア首相“外国人37人死亡”
1月22日 5時18分

アルジェリア首相“外国人37人死亡”

アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件で、アルジェリアのセラル首相は日本時間の21日夜、記者会見し、今回の事件で37人の外国人が死亡し、その国籍は少なくとも8か国に及んでいることを明らかにしました。
一方、武装勢力のメンバーは隣国のマリからアルジェリアに入ってきたと説明しました。
そのうえで、犯行は少なくとも2か月前から計画されたもので、武装勢力の目的は外国人をマリに連れ去り、交渉の道具として利用することだったとしています。
また、武装勢力のメンバーの多くが外国人で、チュニジアやエジプトそれにマリなど中東やアフリカ諸国に加えてカナダの出身者もいたということです。
そして、救出作戦の結果、134人の外国人を含む790人の労働者らの大半を救出したということです。
セラル首相は「われわれとしては、人質らを無事に救出することを念頭に置いていた。しかし、困難もあった」と述べ、救出作戦が、難しさを伴うものであったことをにじませました。

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