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那覇 オスプレイ配備の撤回求め市民大会1月22日 23時16分
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沖縄の普天間基地に配備されて3か月余りとなったアメリカ軍の新型輸送機、オスプレイについて、改めて配備の撤回を訴える市民大会が那覇市で開かれました。
この大会は、普天間基地に配備されたオスプレイが、那覇市の上空でも日米の合意に反した形で飛行を繰り返しているとして、市などが開いたもので、主催者の発表でおよそ1300人が参加しました。はじめに、那覇市の翁長雄志市長が、「県民大会を開いてまで反対を訴えたのに、オスプレイは配備されてしまった。みんなで心を1つにして、改めて配備の撤回と基地の整理縮小を訴えましょう」と呼びかけました。
また、市民の代表などが、「住宅地の上空で飛行を繰り返しているのは許せない」などと訴えました。このあと、日米両政府に対し、オスプレイの配備を速やかに撤回するよう求める大会決議を採択しました。
大会決議の文書は23日、那覇市が日米両政府に宛てて郵送するということです。
大会に参加した23歳の女子学生は、「オスプレイが大学の上を飛んでいて、うるさいし危ないので、飛ぶのはやめてもらいたい」と話していました。
84歳の女性は、「事故が起きてからでは遅いと思いますし、沖縄戦を経験した自分にとって、戦争に使われるオスプレイや基地は絶対に反対です」と話していました。
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