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坂本龍一 大島監督へ感謝の弔辞「戦メリで人生変わった」

弔辞を読み上げる坂本龍一
大島渚監督の葬儀・告別式で、弔辞を読み上げる坂本龍一
Photo By 提供写真

 肺炎のため15日に80歳で亡くなった映画監督の大島渚さんの葬儀・告別式が22日、東京・築地本願寺で営まれた。約700人が参列。83年の「戦場のメリークリスマス」に出演した音楽家の坂本龍一(61)は作品に出合ってから「全てが変わった」と弔辞をささげた。ジャーナリストの田原総一朗氏(78)らも別れの言葉を送った。

 大島監督とは松竹同期の篠田正浩監督(81)、田原氏らに続いて、最後に弔辞を読んだ坂本は、祭壇中央の遺影に向かい「最初にあなたの映画に出合ったのは15、16歳の時。それ以来、あなたは僕のヒーローになりました」と静かに語りかけた。戦メリのオファーに来てくれた監督に「音楽をやらせてください」と逆にリクエストした秘話を披露し「(その出会いから)全てが変わりました」と感謝の言葉をささげた。

 葬儀参列のため、拠点を置く米ニューヨークから帰国したのは前日の21日夜。23日には戻る強行日程だが、最後の別れを告げずにはいられなかった。焼香後は報道陣にも対応。「監督は心からの恩人です」と遠くを見つめた。

 斎場に流れていたのは自身が手掛けた戦メリのテーマ曲。悲報に接した際に「残念で喪失感が大きかった」と振り返り「こういう機会で聴くとは思ってもみなかったので、つらかった。これから聴く時はどうしても監督のことを思い出してしまう」と語った。

 キツい言葉を浴びた思い出も告白。戦メリで共演したビートたけし(66)が映画監督として国内外で高い評価を受けたことを引き合いに出し「残念ながら、僕は映画を作らなかった。そうしたら、監督から“おまえは映画を作らないのか。ひきょうだぞ!”と言われまして。今も作る勇気はないですね」と苦笑。

 同曲が流れる中、出棺。妻で女優の小山明子(77)は「たくさんの人に見送られて大島は幸せな男だった。妻として、きょうほど誇りに思ったことはありません。天国で若松さん(昨年10月に死去した若松孝二監督)と酒をくみかわしているでしょう」と涙を浮かべてあいさつした。

 遺体は都内で荼毘(だび)に付された。その後、初七日法要が営まれた。

 ◆主な参列者 岩下志麻、佐久間良子、司葉子、辰巳琢郎、松田龍平、白石奈緒美(以上俳優)アグネス・チャン、坂本龍一、ジョニー大倉(以上ミュージシャン)、篠田正浩、山本晋也(以上映画監督)阿川佐和子、澤地久枝(以上作家)田原総一朗(ジャーナリスト)山本寛斎(デザイナー) =敬称略、順不同=

[ 2013年1月23日 06:00 ]

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