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世田谷区 婚外子記入しない住民票作成 区長「人権に配慮」
東京都世田谷区は、出生届の続き柄に「非嫡出子」(婚外子)と記入するのは差別だとして記載を拒否していた事実婚の介護福祉士菅原和之さん(47)夫婦の次女(7)の住民票を職権で作成し、22日に交付した。
保坂展人区長は「子供の人権に配慮した」とコメント。菅原さんは記者会見し「尽力に感謝したい」と話した。菅原さんは05年、「嫡出子または嫡出でない子の別」を記載せずに出生届を出し、不受理となった。区は昨年、出生届の提出を促したが、菅原さんが応じず、戸籍法に基づき妻(43)の本籍地の市長に通知。次女が戸籍に記載され、区も住民票を作成した。
[ 2013年1月23日 06:00 ]
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