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米国産牛肉、輸入規制緩和=2月、カナダなど3カ国も−厚労省

米国産牛肉、輸入規制緩和=2月、カナダなど3カ国も−厚労省

 厚生労働省は22日、BSE(牛海綿状脳症)対策を見直し、米国産の牛肉輸入規制を2月1日に緩和する方針を明らかにした。輸入できる月齢を現行の「20カ月以下」から「30カ月以下」とする。東京都内で22日開いたBSE対策の国民向け説明会で見通しを示した。
 厚労省によると、現行の20カ月以下では、米国で食肉処理される牛肉の半分以下しか輸入対象とならない。30カ月以下に緩和すれば、9割以上が輸入可能になるという。28日開催の薬事・食品衛生審議会での了承を経て正式決定する。
 緩和の対象は、米国と同様に月齢20カ月以下に輸入を限定しているカナダのほか、現在は輸入を認めていないフランスとオランダの4カ国。米国に加え、カナダ、フランスも30カ月以下、オランダは12カ月以下の輸入を認める。
 輸入規制をめぐっては、内閣府の食品安全委員会が昨年10月、30カ月以下に緩和しても「人への健康影響は無視できる」との答申をまとめた。これを受け、厚労省は4カ国と協議し、各国の安全体制に問題はないことをおおむね確認した。(2013/01/22-16:30)


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