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現地従業員“日本人は兄弟のよう”1月22日 21時42分
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アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件で、天然ガスの関連施設で日本人と共に働いていたアルジェリア人の男性がNHKの電話インタビューに応じ、「日本人とは兄弟のように仲よくしていていた。日本人が亡くなって本当に悲しい」と今の心境について語りました。
インタビューに応じたのは、8か月ほど前から日揮で働いていたというアルジェリア人の男性です。
事件が起きるまでの現地での生活について、「施設では多くの外国人が働いていたが、日本人は朝5時半くらいから昼も夜も本当に一生懸命働いていた。私たち現地の従業員に対しても、上から命令するのではなく、平等に接してくれ、仕事以外でも、居住区で一緒に食事をしたり、スポーツをしたり、兄弟のように仲よく生活していた」と振り返りました。
そして、「中でも印象に残っているのは渕田さん。渕田さんは、毎朝来ると、『アッサラームアレイコム』とアラビア語であいさつしてくれるような親切な人で、仕事面でもいろいろ教えてくれた。日本人が亡くなって本当に悲しい」と声を詰まらせていました。
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