前回、前々回と、村松加王里さんの著書『口べたでも、話術に頼らずみるみる会話が楽になる! しゃべらない会話術。』を参考に、話の方向性を変えたいときに使えるワザの数々をご紹介してきました。みなさんが使えそうなワザはありましたか?
最後となる今回は、話題を変えるワザ&答えたくないことを質問されたときのかわし方をご紹介します。
■7:ハイテンションになる
いきなり場の空気が変わるほどのテンションで話をふると、話題を変えやすいそうです。
<「あっ、このめずらしい野菜の名前、なんて言ったっけ?」など、ネタになるものがあれば、ニュース、天気、本、流行、インテリアなど、何でも構いません。>
と言うわけで、話が辛くなってきたらその場にあるもので即興ネタをふってみましょう。テンションは高く、面白くて不自然ではないネタがベストです。
■8:質問返しをする
<答えたくない質問に困った時、自分のなかで切り返しのパターンがあれば、どんな時でも自然に会話をつなげることができます。>
<答えづらいなと思ったら、その質問をそのまま相手に投げ返してみましょう。>
と言うわけで、目には目を、ではないですが、“聞かれたくない”“答えたくない”などの質問には、オウム返しが効果的だそうです。
オウム返しの返事を聞いてそこから話を広げれば、自分への質問はなかったことになるかもしれませんよ。
■9:3秒間をおく
<間をつくることで相手に「今の質問まずかったかな?」と気づかせるきっかけにもなるので(気づかない人もいますが…)、今後もあまり触れて欲しくない質問をされたときには、間を使うテクニックは頼もしい存在です。>
基本的に空気が読める人には、その場だけでなく“ふってほしくないジャンル”を伝えられそうなワザですね。気づいてくれない場合は笑って誤魔化すというのも一つの手でしょうか。
特に女性は、お付き合い上話を聞かなければいけない場面が多いですよね。そんな時ストレスなく話を切り替えて楽しくなれるようにワザを習得しておくといいですよね。
【話題転換テク】
※ つまらない話にウンザリ!なとき使える話題転換テク9つ【1/3】
※ つまらない話にウンザリ!なとき使える話題転換テク9つ【2/3】
※ つまらない話にウンザリ!なとき使える話題転換テク9つ【3/3】
【参考】
※ 村松加王里(2012)『しゃべらない会話術。 口べたでも、話術に頼らずみるみる会話が楽になる!』(青月社)
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