飲み会や合コンで男性の話を聞いていて、「つまらないなぁ」「この話題をふられるのキツイなぁ」と思ったことはありませんか? 聞き上手がモテると言われていますが、楽しんでいない雰囲気を出していては、印象もよくありませんよね。
話がつまらないのでもう帰りたいと思っても、相手がその気持ちに気づいてくれるとは限りません。
そんな時に使える“さりげなく上手に話題を変える方法”を、村松加王里さんの著書『しゃべらない会話術。』からご紹介します!
■1:過去形を使う
<「そろそろ席を立ちたいな」と言うときは、相手が気持ちよくなる言葉を伝えた上で、まとめに入り終わらせます。>
過去形は物事の修了を意味するので、使いやすく、相手にも伝わりやすそうですね。同書では例文として、
<「今日は美味しい食事もできて、勉強になる話も聞けてよかったです。明日さっそく活用したいと思います。ありがとうございました」>
と載っていました。相手に感謝を伝えれば後味もよさそうです。ただ、この言葉を耳にしても、まだまだ話を続けられる人は相当手ごわいですけどね!
■2:次の約束の提案をする
<「今日は楽しかったですね! 次回は、いつにしましょうか?」
とバッサリと本日の終わりを告げる言葉を伝えれば、相手も後追いはできません。>
一度きりの関係ではない人に使えそうなワザですね。初めて会った人に言えば、「次また会える!」という感激が強いあまり、話を打ち切られたことも忘れてくれるかもしれませんよ。
■3:あいづちで会話の流れを変える
<一方的にマシンガントークをする人の話に疲れてきたら、あいづちのテンポをゆっくりめに変えていきます。不思議と話し手のスピードもそれに合わせて遅くなっていきます。>
早口で話す人につられて、自分のほうも話し方が速くなった経験はありませんか? 筆者は場のノリがアップテンポになるのにつられてしまい、後になってすごく疲れた記憶があります。
たしかに、逆に自分のペースに引き込めば、相手のマシンガンも止められそうですね。
以上、まず今回は、会話の終わらせ方と、話のテンポを変える方法を見てみました。続く記事で、話題を変えるワザをもっと紹介していきますよ!
【話題転換テク】
※ つまらない話にウンザリ!なとき使える話題転換テク9つ【1/3】
※ つまらない話にウンザリ!なとき使える話題転換テク9つ【2/3】
※ つまらない話にウンザリ!なとき使える話題転換テク9つ【3/3】
【参考】
※ 村松加王里(2012)『しゃべらない会話術。 口べたでも、話術に頼らずみるみる会話が楽になる!』(青月社)
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by TheStaceys1
(著:大山奏)