日蓮聖人12歳の時(幼名、善日麿)

日蓮聖人は貞応元年(1222)2月16日、小湊片海の地に降誕しました。


その時、庭先から泉が湧き出し産湯に使った「誕生水」、 時ならぬ時に浜辺に青蓮華が咲いた「蓮華ケ渕」、 海面に大小の鯛の群れが集まった「妙の浦」という不思議な「三奇端」が伝えられています。


聖人は幼名を善日麿といい、12歳の時に、勉学のために清澄寺へ登り、自ら感得した釈尊の真意を世に顕わすため布教を開始されました。
その後、日蓮聖人は、「立正安国論」を唱え、幾多の逆境にあいながらも生涯、法華経を様々な形で世に広めていきました。


日蓮聖人がご降誕されて平成33年で800年になります。
鯛の浦の鯛も同様に永い年月に渡り、地元の人々に守られています。


誕生寺、祖師堂 誕生寺、祖師堂