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石原環境相 除染現場を初視察1月17日 13時2分
石原環境大臣は17日、大臣就任後初めて国が直轄して除染を行っている福島県の除染現場を視察しました。
石原環境大臣は視察に先立って原発事故の影響で一時、避難区域に設定された福島県広野町の町役場を訪れ、山田基星町長と会談しました。
このなかで石原環境大臣は「広野町は原発事故の被害が大きい地域の南の玄関口なので早期の復興を目指したい」と述べたのに対し山田町長は、「町民が一日も早く町に戻れるよう生活環境の整備など町の再生に協力してほしい」と述べ、町の復興に向けた支援を求めました。
続いて石原環境大臣は国が直轄して除染を行う楢葉町の除染現場を視察し、環境省の職員から除染の進め方について説明を受け、住宅の屋根瓦に付着した放射性物質をふきとる様子などを確認していました。
視察のあと石原環境大臣は記者団に対し、「除染なくして復興はないという思いをあらためて強くした。作業の監督体制を強化して意味のある除染を進めたい」と述べました。
石原環境大臣は午後にかけて東京電力福島第一原発で廃炉作業などを視察しています。
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