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経産相 廃炉前倒しへ検討も1月17日 0時39分
東京電力福島第一原子力発電所などを視察した茂木経済産業大臣は、福島第一原発の廃炉にかかる期間を前倒しするため、国と東京電力でまとめた行程表の見直しを検討する考えを示しました。
大臣就任後、16日初めて福島県を訪れた茂木経済産業大臣は、東京電力福島第一原発の視察などを行いました。
一連の日程を終えたあと、茂木大臣は記者団に対し「福島第一原発の1号機から4号機の廃炉は、それぞれ状況が違うと思うので、全体の行程表をもう少し細分化することで前倒ししやすくなるのではないかという感触を持った。前向きに対応したい」と述べ、政府と東京電力でまとめた廃炉に向けた行程表の見直しを検討する考えを示しました。
一方、茂木大臣は、これに先立って福島県の内堀副知事と会談し、福島県内で企業が新たな工場などを建設する際に必要な費用を国が補助する事業について、新年度=平成25年度以降、対象となる地域を絞るとしていたこれまでの方針を見直して、引き続き県全域を対象とするよう検討する考えを示しました。
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