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民主 新「綱領」のたたき台
1月22日 13時44分

民主 新「綱領」のたたき台
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民主党の新しい「綱領」のたたき台が明らかになり、「『生活者』『納税者』の立場に立つ」としたうえで、「地方政府、学校、NPOなどが連携しあう強くてしなやかな共生社会をつくる」ことを目指すとしています。

民主党は、党の理念や基本政策を定める「綱領」に代わるものとして、平成10年の第1回党大会で決定した「基本理念」を掲げてきましたが、現状と合わなくなってきたとして、新しい「綱領」の取りまとめを進めており、そのたたき台が明らかになりました。
それによりますと、「民主党は、『生活者』『納税者』『消費者』『働く者』の立場に立ち、古い政治を変える意欲を持った改革者が集まった改革政党であり、統治機構、規制、地域主権改革などに取り組む」としています。
そのうえで、「中央政府が吸い上げてきた公共空間を地域に還(かえ)し、地方政府、学校、NPOなど多様な主体が連携しあう強くてしなやかな共生社会をつくる」ことを目指すとしています。
また、安全保障と国際貢献について、「外交の基軸である日米同盟を深化させ、隣人であるアジアとの共生を実現する」などとしています。
一方で、自民党などとの対立軸を明確にするため、支持する意見が出ていた、「中道」という理念については、「あいまいで分かりにくい」などとして見送られました。
民主党は、地方組織の意見も聴いたうえで、来月24日の党大会で新しい「綱領」を正式に発表することにしています。

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