 |
フェリー大函丸、4月18日に就航
|
−PR−
|
大間町などが建造中の大間・函館フェリー航路の新船「大函丸」が4月18日に就航する。運航会社となる津軽海峡フェリーが18日、発表した。「大函丸」は、現行の「ばあゆ」より出力の高い省エネ型軽量エンジンを搭載し、大間・函館間を現行より10分短い90分で結ぶ。
便数は現行同様、原則1日2往復の計4便。大間発は午前7時、午後2時10分、函館発は午前9時10分、午後4時半。朝の便の函館到着時間が20分早い午前8時半となり、大間町側から函館市内の医療機関への通院がしやすくなる。
一方、函館側から日帰りする場合、大間での滞在時間は20分長い3時間半になる。
運賃は、現行の2等(大人2200円)に代わる「スタンダード」が大人2200円など、現行から据え置いた形。このほか、新たに椅子席の「カジュアルシート」(2700円)を設定。車両積載料金も据え置く。
また、車椅子利用者向けの客室「バリアフリールーム」を設置。大間・函館航路では初のドッグルームも用意する。
陸上への給電が可能な設備を有しているほか、船内の大型清水タンクから陸上への飲料水供給も可能で、災害支援にも活用できる。
津軽海峡フェリーの井内政宏事業推進室長は「下北半島と北海道道南を、一つの地域とした観光モデルづくりの一翼を担うよう努力していく」と話す。
就航日決定を受け、大間町観光協会の大見光男会長は「4月18日という目標に向けて、観光客誘致やまちおこしの準備を進めたい」と話していた。
就航第1便の予約は2月18日午前9時から受け付ける。
津軽海峡フェリーは4月1日付で大函丸の指定管理者(指定期間11年間)となる。
県外限定!!「東奥日報電子版」 パソコンでその日の東奥日報がまるごと読めます 購読のご案内、申し込みはこちら >>クリック
|
|
|