富士通
2013年1月21日(月) 東奥日報 ニュース



■ 東通原発工事 難しい/東電社長

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三村知事との会談後、県庁で取材に答える東京電力・広瀬社長=21日午前
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 福島第1原発事故の影響で中断している東京電力東通原発1号機の工事再開について、広瀬直己社長は21日午前、訪問先の県庁で、「今の状況では新たな計画は難しい。国のエネルギー政策や地元の協力などを総合的に考えて検討を進める」と述べ、これまでの姿勢を繰り返した。

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 広瀬社長は「何より会社が自立して経営をしていくことが必要」と、判断の前提に経営の立て直しがあることを強調。「(工事再開の)断念はしていないが、再開の判断もできない状態」と判断時期の明言を避けた。

 また、県が同社に対して請求している約1億8千万円の損害賠償について、「解決できていない問題もあり、大きな宿題として対応させていただきたい」と支払いまでには時間を要するとの認識を示した。

 県生活再建・産業復興局によると、現在は同社の求めに応じて資料を提出したり、ヒアリングを受けている段階という。

 同日は「新年のあいさつのため」として、広瀬社長と内藤義博副社長が三村申吾知事に面会し、その後、報道陣の取材に応じた。三村知事に対しては、10月に日本原燃・六ケ所再処理工場の完工と、リサイクル燃料貯蔵がむつ市に建設中の使用済み核燃料中間貯蔵施設の操業開始が控えていることから「われわれも事業者を支援したい」と述べたという。

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