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ヒラメと松葉から微量セシウム検出
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県は21日、日本原燃や東北電力と行っている環境放射線モニタリングの測定結果(昨年12月判明分)を公表した。ヒラメや松葉から微量の放射性セシウムが検出され、県原子力安全対策課は、過去の測定では下限値未満であったことなどから、東京電力福島第1原発事故の影響によるものとみている。
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昨年11月に六ケ所村沖で採取したヒラメからは1キログラム当たり0.4ベクレルのセシウム137が検出された。これは食品衛生法で定められている基準値の250分の1で、同課は「健康に影響を与えるレベルではない」としている。東通村で同月に採取した松葉には同0.5ベクレルのセシウム137が含まれていた。
また、老部川上流で採取した土から1キログラム当たり4ベクレルのセシウム137が、尾駮沼と小川原湖の湖底の土からそれぞれ同7ベクレル、同14ベクレルのセシウム137が確認された。「同課はこれまでのデータを踏まえ、過去の核実験などによる放射性物質が土に固着し、今回の測定で検出されたとみている。
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