核問題:「朝鮮は米国に最後通牒送った」=朝鮮新報

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」は21日「(北)朝鮮は核問題に関連して最後通牒(つうちょう=通告)を米国政府に送った」と報じた。

 朝鮮新報は同日「停戦60年を平和実現の元年に」という記事で「金正恩(キム・ジョンウン)時代の朝鮮は過ぎ去った朝米会談の歴史を総括し、それに基づき核問題と関連した最後通牒を米国に送ったと伝えられている」と報じた。だが、同紙は具体的にいつ、どのような経路を通じて「通牒」を送ったかについては言及していない。

 ただし、昨年7月に発表された北朝鮮外務省の「声明」では「金日成(キム・イルソン)像破壊未遂事件の背後にいるのは米国」と主張して「核問題の見直し」に言及したほか、翌8月の外務省「備忘録」では「われわれの核抑止力は米国が想像もできないほど現代化され、拡張されるだろう」としている。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
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