June 29, 2009
巨大なピラニアの祖先の想像図。肉食魚として有名なピラニアの祖先種(学名:メガピラニア・パラネンシス)の化石がアルゼンチンで発見された。1000万年~800万年前の南アメリカに生息していたと考えられる。現生種は体長15~60センチほどだが、発見された化石の個体はなんと1メートルもあったと推定される。
巨大なピラニアの祖先の想像図。肉食魚として有名なピラニアの祖先種(学名:メガピラニア・パラネンシス)の化石がアルゼンチンで発見された。1000万年~800万年前の南アメリカに生息していたと考えられる。現生種は体長15~60センチほどだが、発見された化石の個体はなんと1メートルもあったと推定される。
発見者は、アルゼンチンにあるラ・プラタ博物館の古生物学者アルベルト・シオーネ氏。1980年代に収集した同氏の化石コレクションの中から、見慣れない魚の上アゴを見つけたのがきっかけだったという。よく見ると、先端が鋭く尖った異常に大きい歯が3本ジグザグに並んでいた。同氏が化石を入手したのは80年代だが、化石の発見自体はそれよりさらに半世紀も前のことで、発見場所はアルゼンチン北東部にある川沿いの崖だった。
シオーネ氏の研究チームはこのメガピラニアを、草食魚パクーから現生のピラニアへと進化する途中の存在だとしている。この最新の研究成果は、「Journal of Vertebrate Paleontology」誌の2009年6月号に掲載されている。
Illustration courtesy Ray Troll