これ、ギンビスのサイトに冬季限定品って載ってたような…。もう初夏ですよ。
食べた事ないので、とりあえず1箱購入。定番バター味も当然購入。
箱裏に英語名リストは載ってません。(多分)鹿と猫とネズミとリスとヒヨコと鷲と雀のイラスト入り。そしてチョコビスケットのおすすめポイントが。
♪46種類のかわいらしい動物型ビスケットにチョコレートをコーティング
──46種類。
確かにバター味も46種類です。しかし比較的新しそうなチョコビスケットにも46種類しか入ってない?
蘇るモヤモヤ感。
毎日のように動物ビスケットを食べていた2月、1度だけ『たべっ子どうぶつ キラキラミルク味』と『動物四十七士』を買ってみた事があります。
初めパチモノかと怪しんだ動物四十七士ですが、れっきとしたギンビス製。むしろたべっ子どうぶつのルーツらしい。
ミルク味は、ぱっと見テカテカしたたべっ子どうぶつです。でもバター味より動物型のエッジが微妙にきついような。味は非常に非常に非常に甘かったです。もう買わない。
動物四十七士はプクプクした硬めのビスケット。パッケージ同様、素朴な昔のお菓子といった味わいでした。
ミルク味の箱裏にもリストはなく、見過ごせない一文アリ。
『47種類のかわいい動物たちの名前のあてっこをしませんか?』
──バター味の46種より1種多い。というか動物四十七士なんて、商品名からして明らかに47種類入ってます。
犯人はコアラ。
オーソドックスなバター味に、コアラは入ってません。
以前にも書いたけど、コアラがない理由はたべっ子どうぶつが発売開始されたのはコアラが初来日するより前だったからではないかと推測。なのでコアラブーム以降に発売されたミルク味にコアラがいるのは納得しよう。
しかしどうぶつビスケットよりも前に販売開始した筈の動物四十七士に、なぜコアラが存在するのか?
すっかり忘れ去ってたこの疑問、改めて追求してみる。
とりあえず分かる範囲で時系列を整理。
1978 たべっ子どうぶつ発売
1979 たべっ子どうぶつモンドセレクション金賞受賞
1982 動物四十七士モンドセレクション金賞受賞
1984 コアラ日本初上陸
2001 チョコビスケット関東限定発売
2002 チョコビスケット全国発売(冬季限定)
2002 チョコビスケットモンドセレクション金賞受賞
2009 キラキラミルク味発売
動物四十七士の発売時期が不明ですが、少なくともチョコビスケットより前なのは確かです。
よって発売順序とコアラの有無はこうなる。
発売年 | 商 品 | コアラ |
---|---|---|
~1978 | 動物四十七士 | ○ |
1978 | たべっ子どうぶつ | × |
2001 | チョコビスケット | × |
2009 | キラキラミルク味 | ○ |
…やっぱり法則性が分かりません。
チョコビスケットはノーマルのラインを使いまわして、四十七士とキラキラミルクは専用の抜き型を使ってるとか? ああ、スッキリしない!!
たべっ子どうぶつの事なら『ギンビスおかし大図鑑』
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