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ポリスノーツストーリー

2010年、人類初の宇宙コロニー「ビヨンド・コースト」が完成。人類は宇宙への本格的進出を始めた。3年後、コロニーへの一般市民移住を開始。数十万におよぶビヨンズたちの治安を維持すべく、5人の宇宙訓練を受けた警官が選抜された。
イギリス、スコットランドヤードから「ゲイツ・ベッカー」。日本の警視庁から「ジョゼフ・サダオキ・トクガワ」。アメリカ、ニューヨーク市警から「サルバトーレ・トスカニーニ」。そして、ロス市警から「ジョナサン・イングラム」、「エド・ブラウン」。世界中の警察から選りすぐられた彼らは警察権限を持つ宇宙飛行士、ポリスノーツと呼ばれた。2013年、ポリスノーツ就任直後、EMPS(コロニー外活動用ポリススーツ)のテスト遊泳中に暴走事故が発生、テストパイロットを務めていたジョナサンは行方不明となる。

――25年後、宇宙の辺境を漂流していた彼は奇跡的に救助され、地球へと生還するジョナサン。2040年、OLD L.A.のひなびた一角で、ジョナサン・イングラムはネゴシエーター(誘拐犯との交渉人)まがいの探偵をしながら、孤独な日々を送っていた。
「助けて欲しいの」
…そんなジョナサンのもとに、55歳になる別れた妻、ロレインが訪ねてくる。
再婚相手の「ケンゾウ・北条」が行方不明だというのだ。ケンゾウ・北条は、ビヨンドのトクガワ製薬に勤めるエリート技術者。残された手がかりは「葉の切れ端」と「カプセル剤」、そして「プラトー」という謎の言葉…。ロレインは依頼を渋るジョナサンの目前で何者かによって殺害されてしまう。現場には人工血液を示唆する「白い血痕」が…。
事件の真相を探るため、再びビヨンドへと旅立つジョナサン。果たして犯人は?北条の行方は? そして、次第に明らかにされる巨大な陰謀とは…。





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